一般社団法人Sango 公式ブログ 『ひかり』

沖縄県東村慶佐次の森、通称“お山”で活動している 一般社団法人 Sangoのブログです。わたしたちは、ここ“お山”の豊かな自然の中で、自分を成長させる霊的な学びを実践・実験していくことを大切にしています。 このブログでは、Sangoのことや活動内容、そして霊的な学びを紹介していきます。

【お山】不便が楽しかった話:続き【坂田麻季江】

スタッフ坂田麻季江です。

前回の記事に書いた、手縫いのガーデンエプロンが完成しました。

ミシンに不具合があるため手縫いで仕上げてます。

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ポケットにリボンのモチーフ付けました。

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細いヒモなど、細かい部分に時間はかかりましたが、

とても楽しく夢中になれました。

ポケットは、(私のモットーでもあるのですが)

処分するカーゴパンツから取ったものを

再利用しています。

 

不要なもの、捨てられるようなものをもう一度、違う所で生かす。

こういうリメイクが昔から好きでした。

木工も縫い物も、その一つです。

 

生活の中から、「こんなのがあったらいいな」が

出てきて、それを作っていく。

 

新しく作るのも好きだけど、

古いものと新しいものを組み合わせて、

創意工夫しながら作るのが楽しくて、やめられません。

私には、生活を楽しく彩っていくものとして、

縫い物があるんだと思います。

 

このエプロンも、ひと針ひと針

チクチクと縫っていると、気づくと数時間経っていて、

「え、もうこんな時間!?」という感じでした。

まだあと数枚、作る予定です。

 

****

ミシンが普及していなかった時代には、

お母さん達は、こうやって子供の服や

袋物なんかを作ってたのかな。

破れた靴下も、昔は繕ってたんですよね。

そう思うと、先人の方々への尊敬の気持ちが湧いてきます。

 

「豊か」って何でしょうね。

過去に会社勤めをしていた時は、

家事にかける時間を少なくしたくて、

時短を意識していました。

でも、この度のチクチク手縫いを通して、

こうやって時間をかけることの意味もあるなあと、思いました。

(毎回手縫いはキビシイですが😓)

 

こちらは2/16(日)のSangoマルシェでの

販売用にします。

沖縄県の方、Sangoマルシェにぜひお越し下さいね。

県外の方もぜひ🌼。
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【Sangoファーム中城】祈りと喜びで育つ畑とは??

こんにちは!スタッフの大北です✌️

 

本日はSangoファーム中城についての、

記事でございます。

(Sangoファーム中城は沖縄中部の中城村にあり、沖縄北部の東村にあるSangoの本拠地のお山とは、

離れた場所に位置しております☺️)

 

www.sangookinawa.org

 

 

 

最近、出店などをしていると、

「自然栽培で育てたお野菜ですか?」

と聞かれることがあります。

 

www.jnhfa.com

自然栽培についてはこちらに定義が書かれております。

 

Sangoファーム中城は、

無農薬・無肥料・水やりをしない畑ですが、

 

世の中で言われている自然栽培の畑とは、

やりたいことが少し違うんです。

 

 

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Sangoファーム中城は、

「祈りと喜びによって、

人も畑も豊かに成長し合うことができる。」

という想いのもと、

 

多種多様な野菜・果物の栽培、実験を

楽しんでいる畑なのです☺️

 

 

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テンション高めな、この人が園主です(笑

 

相手は自分の鑑。

 

人間の想い・感情が、

目の前の自然と大いに繋がっている。

 

僕たちと自然は、

波動によって影響しあっているのです。

 

僕たちが、

喜び、穏やかであれば、

野菜たちも喜び、元気に成長する。

 

一方、

僕たちが、

怒ったり悲しんだりしているときは、

野菜たちも虫に食べられたり、病気になる。

 

目の前の全てが、

今の自分を教えてくれるサインであり、

 

自分に気づき、

成長するきっかけを、

畑が与えてくれている。

 

そして、

僕たちが喜びに向かえば向かうほど、

祈りと平安を深めれば深めるほど、

 

植物たちは喜び、

野菜も果物もどんどん美味しくなっていく。

 

そのくらい、

人間の想い・祈りの力はすごいのだと、

確信しています。

 

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というわけで、

自然栽培が

「自然の力」に着目した栽培と言うとすれば、

 

Sangoファーム中城は「人の自然への影響」に着目した栽培を、

実験しているのです。

(もちろん、人の想いだけでなく、

自然本来の生態に関する実験や発見もたくさんあります。)

 

 

sango-okinawa.hatenablog.com

sango-okinawa.hatenablog.com

 畑を通じた気づきたち

 

 

「人の祈りや想いが自然にどんな影響を与えるのか?」

「人と自然が喜び合える、調和した関係性は、

どのように育んだらいいのか?」

 

を探求しているのが、

Sangoファーム中城なのです。

 

 

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去年やった祈りゾーン実験。畑全体にお祈りしているから、祈りゾーンであろうとなかろうと、成長にあまり関係なかった(笑

 

 

 

そんな実験の様子も、

どんどん皆様と分かち合って生きたいし、

 

 

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Sangoマルシェに遊びに来てくれた男の子と一緒に掘った大根

 

その喜びが形となった、

お野菜や果物も、

皆様にお裾分けできたらと思っております。

 

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毎月第3日曜日に、畑でマルシェ開催中!!詳細は末尾にて。

 

いつものように(笑)

偉そうなことを言っておりますが、

 

日々試行錯誤ですし、

実験する中で、想いが変化することもあるかもしれません。

 

ゆえに、

今現在の畑の方向性を書かせていただきました☺️

 

 

質問いただけたことをきっかけに、

改めて言葉にすることができてよかったです。

 

 

何よりも嬉しいのは、

畑を実際に見て、お話しできること。

 

自然の神秘がいっぱいあるのです!

 

ぜひぜひ皆様、

遊びに来てくださいませ〜!!

 

最後までお読み頂き、

ありがとうございました。

 

 

※現在、無農薬・無肥料・水やりなしでの栽培を主としているのは、

Sangoの畑部門「Sangoファーム中城」のみです。

東村の「お山」では自然由来の肥料を使っての栽培・実験も行なっております。

 

 

 

 

2月16日はSangoマルシェ!!

うちの畑で育った無農薬・無肥料のお野菜が買えるチャンス!!

 

2月23日はロケットストーブ作り体験あります。

ガスがなくても、薪があれば、生きていける!

生きる喜びと信頼を一緒に分かち合いましょう。

 

詳細は⏬⏬

yaaninjuyui35.wixsite.com


  

こんな僕たちと一緒に学びあいませんか??

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【お山】現在のお山の様子

今日は。

スタッフ坂田麻季江です。

お山で暮らしながらやっていることの

一部ですが、ご紹介したいと思います。

最近、サツマイモを植えた場所に囲いをしました。

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誤って、草刈機で刈ってしまうのを防ぐために。

囲いの素材は、近所のニィニィから貰ったものです。

なんでも米軍の放出品らしいです。

空母に着艦した戦闘機を、つなぎ止めて

おくためのベルトなんだとか。

戦闘機をつなぎ止めておけるくらいなので、

強度が高く耐久性もあり、かつ形が自在に

変えられるということで、

ニィニィのおすすめの素材でした。

しっかりした堅い素材ですが、カッターや

手のこでスイスイと切れました。

ゴムと絹の混合素材で、厚手のカーペットみたいな感じです。

ただ、丈夫なだけあってすごく重いです。

正式名称は分からないんですが、

重いのさえクリアーできれば、オススメの素材です。

ニィニィは、1巻き500円だったと言っていました。

内地でも、米軍の放出品で買えたりするんでしょうかね。

 

木で囲うのも可愛くて好きですが、

こういうのもいいなぁ~と思います。


あとは、過去記事にも時々上がっている、坂道

昨年補修しましたが、雨が降って赤土が流れ、

また凹んだ箇所が出てきてしまいました。

できた凹みを、今、清治さんが少しずつ

セメントで補修してくれています。

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↑ 中央の、色が濃い小さな部分が、新しく補修した箇所。

他にも日々、少しずつ凹みを埋めてくれていて、

パッチワーク的な感じになっています。

↓ 右側の白い部分が、セメント補修した箇所です。

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清治さん曰く、

「いずれ、上から下まで全部やって、

このパッチワークをつなげるのが夢」

なんだそうです。

補修した箇所は、ズルッと滑ることがなく

歩行性がいいです。

生活する上で、安心して歩けるって大切なんですね。

おかげさまで、ストレスフリーです。

皆様、ぜひ今のお山を見にいらして下さいね。

お待ちしています。

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腺は腺でも腺違い

理事長の田沼寿美🦍でーす。

健康診断の結果を受けて、

東村の診療所に行ってきました。😆

健康診断のときにお医者さんから

甲状腺肥大だと言われたのです。

 

受付の方にいつものデカイ声で

甲状腺肥大って言われたんですけれど…」

と言うと、その受付の方は顔が強張っていき、頭の中が❓でいっぱいなのがわかりました。

⁉️って思ったけれど、

甲状腺肥大っていわれたんですけど…」

もう一度言いました。

 

🙀その時気づいちゃったんです。

甲状腺肥大と言ったつもりが、

前立腺肥大って二回も言ってしまっていたのです。

大声で。

側にいた夫も慌てていました。

「すいません。

なぜだか、よく言い間違えちゃうんです。」

と、笑って済ませました😅

 

私の脳のなかは

甲状腺前立腺

になってしまったみたいです。

けっこう言い間違えてます。

 

受付のねぇねぇごめんなさいね。

 

男になりたい、

と心の奥底で思っているからなのか、

甲状腺肥大と言われたことが、

気に入らなかったのか、

理由はよくわかりませんが。

 

同じ間違いを繰り返す。

アスペルガーの特徴でもあります。

 

甲状腺の肥大ですが、

検診を受けた時より腫れは引いておりました。

 

診療所の先生からは

「問題ないと思いますが、専門医にみてもらいますか。」

と言われている程度ですので、

どうかご心配なく。

 

わたしのやらかしばなしに

お付き合いくださり

ありがとうございます。 

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【お山】島バラの剪定からの気づき 坂田麻季江

スタッフ坂田麻季江です。

最近、晴望亭(清治さん宅)前の、島バラを剪定しました。

↓ before

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↓ after

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この剪定は、人と植物の関わり方について、

私が大きく学んだ出来事でした。

 

実は、剪定する数日前より、島バラから

働きかけてくるエネルギーを感じていたのです。

 

エネルギーを受け取り、伝わってきたのは、

「切ってほしい」という気持ち。

「了解。近いうちにやろうね。」

とエネルギーを返していました。

そのやりとりが数日ありまして。

ある朝、これまで以上に強いエネルギーを受け取ったので、

「今やろう。」と引き寄せられるまま剪定を開始。

 

対話をしながら、パチパチと

少しずつ枝を切り始めましたが、

切れば切るほどに、"もっと"、"もっと切って" という声が。

(この島バラはよくしゃべるのです。)

 

最終的に、元の背丈の3分の1くらいになりました。

スッキリしたものの、ちょっと気になって、

”通常、バラの剪定は、冬にやるものなのかな?”

”どれくらい切るものなんだろう?”

ということをネットで調べてみました。

 

剪定の時期に関しては、

・冬と夏に行う。

と書いてあり、OKでした。

どれくらい切るかについては、

・枝が混みすぎて病気になりやすくなったりするので、

枝を間引いて短くする。

ということが書いてありました。

 

それを見て、島バラが自分の状態を

一生懸命、私に向かって伝えてくれていたんだ、と思いました。

短く切って欲しかったのは、

おそらく枝が込み入ってきて、

苦しくなっていたんでしょうと。

 

病気になる前に、先手を打ちたい。

枝を短くしたいが、バラ自身では、それはできない。

切ってくれる、人間の力が必要。

だから、懸命の努力で「助けて」

「切って欲しい」と訴えかけていたんだと理解しました。

 

島バラに「伝えてくれてありがとう」

と伝えると共に、植物と対話することの大切さも実感しました。

 

私達人間に対して、植物は癒やし、安らぎ、喜びを与えてくれます。

彼らに対して、私達もできることをする。

共に生きている仲間として、

助け合えたらいいなあと思うのです。

 

🌹🌹🌹

植物にも感情や知能があることが、

科学的にも分かり始めているそうです。

近くにいる仲間である植物達と、

もっとセンサーを働かせて、

触れ合っていきたいと思いました。

お読み頂き、ありがとうございました。

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【お山】自分事ありきの他人事。 坂田麻季江

過去の記事でも触れたことがありますが、

昔の私は、「周りに合わせて生きる」をやっていました。

 

「周り」というのは、職場、友人、家族、趣味の集まりなど、

自分が属している集団のことです。

 

周りに合わせて、はみ出さない。

それによって認められ、重宝がられることで

自分の存在価値を見いだそうとしていました。

 

 

また、他人の悩みや相談を親身になって聞くあまり、

他人の悩みが自分事のようになってしまい、

同じ感情になり、自分を見失う、ということもよくありました。

 

誰かに腹を立てている人の話を聞くと、

「ひどい!」と自分も腹が立ってきて、

一緒に怒って、まるで自分がされたかのような気持ちになる。

「そんなことは許せない!」「こうあるべきだ!」などと

ヒステリックな正義感を振りかざして、感情的になったりしていました。

 

話にのめり込んでしまい、他人との境界線がなくなってしまうのです。

「自分を見失うほど他人に寄り添う私」を

やることによって、人から認めてもらおうとしていたんですね。

 

 

この、「他人との境界線」を意識することが、

私が乗り越えるべき、人生の最終テーマでした。

 

それに気づかせてくれたのは、おばぁです。

「もっと、他人との境界線を引くことを覚えないと。」

と言ってくれたのです。

 

 

🍃🍃🍃

「他人事」を「自分事」として受け止めることができる。

それは、「共感できる」という感性を

持っているからできることです。

 

しかし、行き過ぎると自分を無くすことになってしまいます。

私は、他人に同調しすぎ、自分から離れてしまう事が多々ありました。

 

私にとっては、「周りに合わせて自分を無くすること」が、

生きる術(すべ)だったんですね。

属している集団からはみ出ることへの恐怖が

そうさせていたんだと思います。

 

🍃🍃🍃

仏教では、エゴを捨てなさいと説いています。

しかしそれは、他人に合わせて生きなさい、という意味ではない。

他人に決断をゆだねる人生を生きなさい、というものでもない。

 

「他人のため」をやろうにも、行動するのは自分なわけで。

 

自分がしっかりしていなければ、冷静な判断ができません。

つまり他人のためには動けない。

「他人のため」は、「自己の成長」があってこそなわけです。

 

物事を、「自分事」として受け止めることを意識しつつも、

そこに境界線を意識し、「誰かの人生」ではなく「自分の人生」を生きる。

その上で、他人のために何ができるかを考える。

 

 

🍃🍃🍃

おばぁに出会ってから、自分で主体的に決めて動く、

という経験を少しずつ積み重ねてきました。

それは、私を人として成長させてくれました。

私の人生に深みをもたらし、いろどり豊かにしてくれました。

 

自分で決めたことを、主体的にやり

その経験によって得た知識や経験を周りに共有する。

そうすれば、必然的に「他人のため」になるのです。

 

誰かの人生を生きるのではなく、自分で人生を選択していく。

 

「自分らしく生きることが、他人のためになる」

その言葉の意味に、やっとたどり着けました。

 

他人に揺さぶられるのではなく、

学ぶという視点で、物事を「自分事」として捉える。

その上で、「どうしたらよいか」を考え、

「利他」的な生き方をしていく。

自分らしく生きることと、他人のために生きることは、両立するのです。

 

アンポンタンな私が、ようやくたどり着いた結論です。

今年は、自分らしく生きる、を実践していきます。

お読みいただき、ありがとうございました。

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【お山】新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

旧年中は、おかげ様でたくさんの方々との出会いがありました。

ご縁に心より感謝申し上げます。

今年一年、日々を丁寧に過ごしていきたいと思います。

また色んな事を経験し、成長・進化をし続けていきたいと思います。

スタッフを代表して、皆様の御健勝と御多幸をお祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

スタッフ坂田麻季江

画像に含まれている可能性があるもの:海、空、雲、屋外、自然、水

(↑ 元旦のウッマパビーチ
初日の出は拝めませんでしたが、雲間から光が見られました。)