一般社団法人Sango 公式ブログ 『ひかり』

沖縄県東村慶佐次の森、通称“お山”で活動している 一般社団法人 Sangoのブログです。わたしたちは、ここ“お山”の豊かな自然の中で、自分を成長させる霊的な学びを実践・実験していくことを大切にしています。 このブログでは、Sangoのことや活動内容、そして霊的な学びを紹介していきます。

【Sangoファーム中城】畑で美味しく楽しく生きよう!

こんにちは。

スタッフの大北です。

 

本日は 、

Sangoファーム中城より、

お送りしております。

 

現在新型コロナウィルスにより

沖縄も来島自粛や、不要不急の外出自粛などが出ている今。

 

Sangoでも、

沖縄中部と北部の行き来は極力控えよう!

ということを決め、

 

僕はお山へは久しく帰らず、

Sangoファーム中城で、

畑仕事に勤しんでいる毎日なのでございます。

 

www.sangookinawa.org

(沖縄中部のSangoファーム中城と、北部東村にあるお山の位置関係は⏫⏫)

 

畑で収穫されたお野菜は、

週に一回お山へ郵送。

 

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(車で東村と往復して届けるガソリン・高速代よりも、郵送料金の方が安かった!!笑)

 

Sangoの他のスタッフとは週に一度のZoomでの申し送りや、

Lineでの日々のやり取りで、連絡を取り合っている現状です。

 

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(週に一度のZoomでの申し送りはこんな感じの雰囲気。ハイテク音痴の我々にもオンラインの波がっ!!笑)

 

このような状況の中、

僕の畑に対する意識も変わってきています

 

畑仕事が、

「やりたくてやっていること」から、

「生きるために大切なこと」へ、

変化してきている今があります。

 

 

まず、

4月上旬に沖縄県が来島自粛要請を出した時、

最初に思ったこと。

 

それは、

芋を植えよう!!

でした。

 

もしかしたら自粛期間が長引くかもしれない。

物流だってどうなるかわからない。

何が起こるかわからない世の中。

 

でも、

芋があれば生きていける!!笑

 

そう思ったわけです。

 

自分たちの食べるものを、

自分たちで収穫できているなら、

 

周りの状況がどう変化していこうと、

ある程度大丈夫。

 

そのために、

長期的に保存できる芋・豆類を、

今から植えておく必要があると思ったのです。

 

今は時期的にサツマイモの植え付けシーズン。

米がなければ、

サツマイモをふかして食べればいいじゃないか!

 

というわけで、

約1年半ずっと手付かずだった、

土地の開拓に着手しました。

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(草ボーボーです笑)

 

近くに住んでいる繋がりある方にも手伝っていただき、草刈り。

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背中で語る人たち笑

 

毎日コツコツ少しずつ場所を広げてゆき、

ラクターで開墾!!

 

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そして畝(小高い山のようなもの)を立て、

芋を植える準備が整いました。

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ここからさつま芋の植え付け。

 

芋づるを近くにいる大先輩の農家さんたちに、

分けていただき、

 

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(サツマイモはとても強い植物。

芋のつるを土に挿せば、根っこが生えてきて、サツマイモが育ってゆきます。)

 

この芋づるを適当な大きさに切り分け、

畝を立てた畑にぶっさし、芋畑の完成です。

 

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全部で4〜500苗植えることができました。

順調にいけば半年後に1000個以上のサツマイモが取れます。

(若干やりすぎ感がありますが、まぁ良しとしよう笑)

 

サツマイモを植えると決めてから、

実際に芋畑を完成させるにかかった日数は、

たったの10日でした。

 

なかなか余裕がなくて、

1年半も手をつけられなかった畑のはずなのに、

 

こんな短期間で、

しかも少人数で開墾し、活用できるなんて、

コロナの前だったら全く想像できませんでした。

 

それもこれも、

意識の変化がとても大きいです。

 

 

今まで、

畑は「やりたいからやっている」ことでした。

 

畑で実験していることが嬉しい。

美味しいお野菜が食べれて嬉しい。 

 

僕が好きでやっていることが、

コミュニティに還元できたらなお嬉しい。

 

やりたいことをさせてもらっている、

その恩返しとして、

お野菜を収穫して、仲間たちに届けている。

 

そんな気持ちが、

強かったように感じます。

 

でも、

今の状況の中で、

確実に意識は変わりました。

 

畑は「生きる」を支えている。

と気づいたのです。

 

自分たちの生きるための糧を、

自分たちの手で育てること。

 

大地に根ざして生きること。

 

それがとても大切なことであると、

気づくことができました。

 

 

もちろんやるからには、

美味しい方がいいに決まってるし、

喜べること、楽しいことが何より大切です。

(食いしん坊万歳笑)

 

でも、

「美味しい」や「楽しい」の前提にある、

「生きる」に根ざすことができて、

 

畑をやる意義が、

自分の中でまた深まりました。

 

というわけで、どんな状況でも、

変わらず楽しんで、

畑仕事に勤しむ日々です。

 

また落ち着いた頃に、

皆様とお会いできることを楽しみにしております。

 

皆様の喜びと平安を祈って。

 

まるっ!!

 

 

 

 

 

 

【お山】草置き場作り

スタッフ坂田麻季江です。

皆様いかがお過ごしですか。


お山では、環境整備に精を出す日々です。⛏

自然豊かな環境で暮らすということは、

草刈り、樹木の剪定が欠かせないということでもあります。🌾🌳

特に草刈りは、各エリアにて

毎日のように実施しています。

  

刈った草を集めておき、腐葉土にするための

草置き場はあるのですが、広いお山に

一ヶ所にしかなく、「もっとあちこちに欲しい」

という話がずっと出ていました。

腐葉土は、苗作りや畑の野菜作り、植樹の際に

とても役立ちます。

 

最近、植樹したり、畑作りの機会が増えてきたので、

もっと腐葉土が欲しいという話題になり、

この際だから作っちゃおう、ということで増設に着手しました。

支柱をハンマーで埋め込み、トタンで囲いを。

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↓ 完成。

絶景の草置き場。海が見えます。

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刈った草は命を終えるけど、腐葉土となって命を育む。

エネルギーが循環しながら、生命が持続する。

自然の恵みを享受していることへの感謝。

暮らしを楽しみながら、そんなことを感じている日々です。

【お山】流れにまかせる一日 坂田麻季江

スタッフ坂田麻季江です。

 

昨日は、朝起きたら雨が降っていた。

外でやろうと思っていたことがあった。

 

昨日の天気予報は、雨のちくもりだった。

午前中で雨がやむという予報だったので、

雨がやんだら、グラインダーやトンカチを使って、

屋外に設置してある鉄骨(下の写真)の、

さび取りや釘抜きなんかをしようと思っていた。

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午前中に雨がやんだので、「よし!」

と工具を出してきて、写真の鉄骨に向かって

グラインダーを勢いよく動かし始めるや、

ポツポツ・・・・

空から雨が。

 Σ(゜Д゜;) なぬッ!

雨の中では、電動工具は使えない。故障しちゃう。

しょうがないので、撤収・・・。

工具も小屋へしまった。

 

部屋の片付けや事務仕事をしていると、

また雨がやんだ。

 

「お!よし!」

と工具を出してきて、

勢いよくグラインダーを動かし始めた。

ら・・・

ポツポツ・・・

雨が。

 

 Σ(゜Д゜;) なぬッ!

しょうがないので、撤収。

工具も小屋へ。

そして部屋の片付けや事務仕事をしていると、

またやんだ。

グラインダーを出してきて、使い始めた。

そのとたん、また雨が。

 

なぜか電動工具を使い出すと、とたんに雨がふる。

もう、今日はそういう日なんだ、と思って、終了。

 

工具を出したり入れたり。

電源コードをさしたり抜いたり。

作業着を着たり脱いだり。

私、何やってんだ?みたいな。

 

お天気によって、こんな風にストップしちゃう日がある。

 

気持ちを切り替えて、外をあきらめて

部屋の片付けをやったら

すごくはかどって、きれいに片付いた。

外ではなく、部屋を整えるための一日だったのだ。

雨が喜びになった。

 

受け入れて、流れに任せる。

それが一番。

そのことを理解した一日だった。

お読みいただき、ありがとうございました。

【お山】畑の模様替え 坂田麻季江

スタッフ坂田麻季江です。

私はこの数日、畑の作り替えをしておりました。

ご覧の通り、木枠の囲いが腐ってボロボロになってます。↓↓

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木枠を外し、土も耕して↓↓↓

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以前、こちらで紹介したベルトで囲いを作成。

何日かかけて、こんな風になりました。↓↓

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まーるく小さく作りました。1m×1.5mくらい。

どこからでも手入れできます。

 

 

お山の土は、赤土混じりの粘土質。

耕してもサクッ、サクッ、とはいかない。

ザクッ、ねっとり、ザクッ、ねっとり、と言う感じです。

クワに土が張り付いて、けっこう重い。

それでも、土と触れ合うと、大地からのエネルギーが

ダイレクトに伝わってきて、嬉しくなってしまう。

 

土って、生き物や植物が循環して、できていくんだよね。

命の循環で作られた土。

その土で、また命が育つ。

与えられていることへの感謝。

お読みいただき、ありがとうございます。

【お山】気づかなかった孤独に気づいた話 坂田麻季江

今日は。スタッフ坂田麻季江です。

 

3/1(日)の、森のひとつむぎ手の日に

だいぶ片付いた苗床。↓↓↓

https://sango-okinawa.hatenablog.com/entry/2020/03/03/150741

 

この苗床の片付け。

実は、何年も前から野外に出しっぱなしに

なっている木材、資材などが色々あって、

それらを苗床の中へ収める、という壮大な

案件が、まだ存在していたのです。

 

私は、森のひとつむぎ手の日に

きれいになった苗床で、チマチマと片付けを

やり始めました。

 

壮大だから、決して無理をせず、自分のできる

範囲でゆっくりやろう。

そういう気持ちでやり始めるも、

いかんせん、資材、木材、その他片付ける物が

たくさんあり、また「たくさんあるなぁ~。」

という気持ちから、どうも思考がまとまらず、

イマイチ進まない・・・。

 

苗床の中に植物を入れた後、

野外に放置されている物も収納し、

足りない場所には棚を作ったりしたい。

ということを計画し、考えたりしていました。

自分なりに、半年かかるかな?いや、

1年くらいかかるかもしれない、と目測を

立てていたのです。

 

そんな中、先日、苗床周りの状況を見た仲間が、

「これは1人では無理だと思った。」

という感想をシェアしてくれたのち、

「お山に住んでいるスタッフで、苗床周りの片付けをやろう。」と発案。

それがきっかけで、お山に住んでいる5名で

片付けをすることに。

 

前日に打合せをし、翌朝は7時から開始。

(早いね~!我々の動きは!)、

10時すぎになり、人数は3名になったものの、

残った3名は気持ちがノってきたら途中で

止められらないという、一直線な

"アスペルガー気質"が発動してしまい、

朝ご飯も食べずにやり続け・・・

(すごいね~我々の動きは!)

打合せで「ここまでやれたらいいね。」と

話していた所まで、大方やりきって終了。

(すごいね~我々の動きは!)

  

今思うと不思議なんですが、この日まで、

私はどういうわけか

「苗床の片付けは自分がやる」と決め込んでしまっていたのです。

 

その理由は、

「だいたい、いつも苗床付近で作業をするのは私なので。」

というもの。

(すごいね~!私の一直線思考は!)。

 

それが、こうやって仲間と一緒にやったら、

「半年かな?一年かな?」と目測していたことが

一日で終わってしまった・・・。

 

あっけない。

巡らせ続けていた、あの思考は何だったんだ。

自分の中にあった、思考の「縛り」に気づき、

そこから解放され、とても楽になりました。

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どうも私には、自分では気がつかない ”孤独” の部分があるようです。

私は、1人で何かするのが、イヤではないんです。

イヤではないが故に、陥りやすい、

「1人でやろうとしすぎる」という部分。

それが、「楽しい」と思えるうちは、はかどるんです。

楽しくなくなっちゃうと、ストップしてしまう。

 

野外にある資材などをどうやって片付けたいか、

どんな物や状況が、今の自分にとって

懸念事項なのかを、もっと仲間にオープンに伝えていたら、

早くから、「それ、みんなでやろうよ」って

なってたかも知れないのにね・・・。

 

思考グセって、思った以上に自分の脳や

細胞に刻み込まれているんですね。

だからこそ、こうやって気づいたら変えていく。

 

これからは、言おう。

仲間に感謝。

気づけた自分に感謝。

お読みいただいたことに感謝。

ありがとうございます。

 

片付けた後の苗床。↓

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赤丸や、矢印の部分が、野外にあったものです。

木の台を左右に置いたことで、収納スペースが

大幅に増えました。

台の上に植物を置き、下は物入れに。

 

実はこの台、まるごとSango、はたらき隊に

参加された方はよくご存じの、「手作りベッド」です。

 

皆さんがお休みになられたベッドは、

このたび、収納スペースへと変貌を遂げました。

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日々変化し続ける、楽しいお山に、ぜひお越し下さいね。

www.sangookinawa.org

【お知らせ】Sangoマルシェ、ありがとうございました!

おはようございます。

スタッフの大北です。

 

先日3月15日に Sangoファーム中城にて、

Family(やーにんじゅ)主催のSangoマルシェ、

第4回が開催されました。

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Sangoファーム中城で採れた、

無農薬無肥料の新鮮お野菜や、

 

天然酵母のパン、木工雑貨や染め物などなど、

Sangoスタッフが愛情込めて育てた商品が、

今回も一堂に集まりました。

 

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お野菜は人参やビーツなどが今採れどきです。

 

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今回のパンも美味しそう!!

 

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回を重ねるごとにバージョンアップしてゆく木工雑貨

 

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自然の中でさらに美しく映える草木染めの商品たち

 

 

その他にも、

定番となった木工のワークショップや、

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結構細やかなものができるんです!

 

 

島人参掘り放題や串焼き体験などの、

新しい催し物も登場しました。

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ロケットストーブ登場!

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こちらのお野菜を串に刺して焼いて、

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チーズにイン!!

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美味しそう!!

 

 

畑の中にハンモックや畳などの、

くつろぎスペースも登場。 

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ハンモック!!

 

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こちらでくつろいでいるのはスタッフです笑

 

来訪してくださった方々も、

すぐ帰るのではなく、

 

長くこの空間にいて、

スタッフとの交流を楽しんでくださり、

 

とても暖かく、

居心地のいい空間で在りました。

 

 

中には、

マルシェの片付けまで手伝ってくれて、

反省会にまで出てくれる方も!!

 

いちゃりばちょーでー

うちなーぐちで、一度出逢ったら皆兄弟という意味)

 

お客さんという垣根を超えた繋がりが、

この場で生まれたことが

とても嬉しく、有り難いマルシェでございました。

 

 

さて、

ここで大切なお知らせがございます。

 

 

多くの方のご参加・ご協力の元、

2019年11月より開催を続けていた『Sangoマルシェ』ですが、

2020年3月をもって

終了することになりました。


​このマルシェを通じて、

たくさんの新しい出会いがありました。

学びや喜びもたくさん感じることができました。

 

 

 新しい実験や挑戦にチャレンジする機会を頂けたことに、

心から感謝しております。

 

本当にありがとうございました☺️

今回のSangoとFamily(やーにんじゅ)のコラボを通じて、

私たちの活かし方や、地域に対して貢献できることについて、

気づきを深めることができました。

 

今後両者のコラボ企画を

より有意義でより楽しめる企画に発展させていくために、

従来のかたちのマルチェはいったん終了し、

次の実験に向かってゆきます。

 

新しい動きは、

また随時お知らせさせて頂けたらと思います。

今後も様々な活動を展開していく一般社団法人 Sangoを
今後ともどうぞ応援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

【お山】「森のひとつむぎ手」の報告

今日は。スタッフ坂田麻季江です。

3/1(日)は「森のひとつむぎ手」の日でした。

 

外部からの参加者も含めて、13名。

下記3つの班に分かれての作業でした。

 

①苗床の整備

②ヒンプン作り

③植樹

 

①の苗床整備は、さらに、屋根を付ける班と

下で片付けをする班に分かれました。

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まるごとSangoに参加されたことのある方には

懐かしい(!?)、テントにしていた温室を

苗床に運び入れて、物置きにしました。

手前の空きスペースには、苗や鉢を置いていく予定です。

 

色んな所を修繕・整備しなくてはならない

状態の苗床でしたが、たくさんの手が入り、

必要な部分に屋根をつけることもでき、

あっという間に整いました。

 

Sangoでよく起こることで、話題にものぼることなんですが、 

「決して急いではいないけど、すごくはかどって、早く終わる。」

という現象があります。

今回も、短時間でとてもはかどりました。

ゆっくりやった方が、早いのです。

 

終わりの時間を気にして、「早く、早く」と

急いでやると、気持ちばかりが焦ってしまい、

思考も浅くなります。

総合的に考えられず、場当たり的な作業になりやすいのです。

 

「速さ」ばかりを意識しても、結局はあとで

「しまった!」「うっかり」が出てきて

その修正をしなくてはならなくなったりします。

 

急いで仕上げたのに、もう一度初めから

やり直すなど、結果的に時間が余計にかかって

自分を忙しくさせる結果になったりもします。

 

また、小さな事でも声を掛け合いながら、

確認しあって作業することで、

早とちり、勘違いがなくなります。

 

ゆっくり、一つ一つの作業を丁寧に

行うことで心にも余裕が生まれ、ミスも出なくなります。

 

筆者(坂田)は、納期や期限が迫っている

ことでも、「ゆっくりやった方が、早い」を経験しています。(^ー^*)

 '*・。.'*・。.'*・。.'*・。.'*・。.'*・。.'*

 

②のヒンプン作り。

ヒンプンとは、沖縄の古民家によく見られる、防風壁のことです。

目隠しの意味もあるそうです。

 

お山では、浴室の目隠しにヒンプンを

作っていて、今回はその続きです。

下の写真右側が、この作業のリーダーRさん。

左側が、別拠点から参加した、スタッフE子さん。

 

上記①②③の班分けの際、誰にどこに行ってもらうか?

という話をしたのですが、リーダーRさんからは

「経験者求ム」という意思表示があり・・・。

必然的に、前回の経験者E子さんが、

ほぼ指名の形でヒンプン作り班となりました。

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(セメントをこねている様子。)

ブロックを2段積んだところで終了時間が来たので、終了。

あと少しやったら完成だそうです。

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沖縄の赤瓦(山型の鬼瓦)を取り入れています。

数年前、県内で取り壊す古民家があると聞き、

みんなでそのお宅の屋根に上って、はがして

貰ってきたものです。

 

下に積んだ、正方形の穴あきブロックは

花ブロックと言って、ブロック建築が多い

沖縄ではよく見かけるもので、色んな模様があります。

 

右側の赤瓦の後ろに見える、小さい窓が浴室の窓です。

「え、穴から中が見えるじゃん!」

とかいう突っ込みが入りそうですが、

間に植物を置くので、見えませんねん。

 

 

 

 

(たぶん)(^^)♪

 

'*・。.'*・。.'*・。.'*・。.'*・。.'*・。.'* 

③の植樹は、スタッフ2名に

農業のベテランFさんとMさんが加わり、4名で実施。

FさんとMさんに、感じるままに

植える場所を決めていただきました。

いつも野菜、果物の声を聞きながら

仕事をされているお二方が、苗木や土と

対話をしながら、場所を決めていかれる

様子は、さすが!でした。

 

約2時間半で、8本植樹。

参加者のFさん(70代のねぇねぇです)いわく、

「終わる時間になったけど、

まだまだできる、と思った。もっと植えたかった!」

だそうです。

土を掘るという力仕事も何のその。

めちゃくちゃお元気なねぇねぇでした!

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'*・。.'*・。.'*・。.'*・。.'*・。.'*・。.'* 

作業終了後は、みんなで食事。

食事後に、感じたことや気づいたことを

自由に話していただくシェア時間を設けましたが、

「もっとやりたかった。」という声の他に、

「あれはこうした方がいいと思いました。」

というミニ知恵を頂けたことも、我々にとっての学び、

今後の助けになりました。

外部から参加いただいた方から、

色んな意見を伝えていただけるのは、とても有り難いことです。

 

ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

皆さま、次回のご参加、どうぞよろしくお願いします。

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次回の開催日が決まり次第、HPにて告知いたします。

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www.sangookinawa.org