【坂田麻季江】ゴキブリのことを考えた
スタッフ坂田麻季江です。
※注意※(ゴキブリの絵があります、苦手な方はお気をつけください )
先入観、固定概念をとっぱらってみよう。
ふと思って、描いてみた絵。
まずこちら。
そしてこれ。
どちらも同じ生き物、ゴギブリを描いた絵です。
人間側の「見方」がどうかというだけで。
彼らには彼らの、存在理由があるんですよね。
ゴキブリは、私達に大切な事を気づかせてくれます。
彼らが嫌われるのは、暗い所や、ジメジメした場所を好むからでしょう。
腐ったものも食べますし。
だから、気持ち悪いって思われちゃう。
でも、考えてみたら「暗い場所」、「ジメジメした場所」
あるいは「腐ったもの」、
それらは私達が「避けたいもの」、「見たくないもの」
「目を背けたい部分」、「触りたくない部分」だったりします。
彼らは、それを目の前に突きつけてきます。
“気持ち悪い”って思うのは、そんな闇の部分を見せてくるから。
でもこれって、私達が自分の中の闇を、
気持ち悪いと思ってるってことですよね。
「見る必要がある部分が存在するのに、見ないふりをしている」。
それを伝えてくれる存在。
そう理解したら、ありがたいなぁと。
自分の中の腐った感情や、ジメジメした感情。
そららを見ないふりしても、あるものはある。
目を背けるだけでは、根本的な解決にはならない。
向き合って、お掃除したら、スッキリします。
闇があってこその光。
大切な役割を果たしてくれている彼らには感謝です。
お読みいただきありがとうございました。
【坂田麻季江】ガソリンで洗う
最近あった、ちょっとした意識の変化。💡
木の剪定などをよくやるので、私は日常的に
手ノコを使うんですが、
木を切ると、ノコ刃に樹液やヤニの汚れがつきます。
この汚れがネチャネチャしていて、洗うだけでは
なかなか取れないので、お湯につけたり、
ヤニ取り剤をつけてから拭き取ったり、その時々で
色んな方法で手入れをしていました。
しかし最近、とても簡単な方法でこの汚れが
キレイになるということを、ネットで知りました。
灯油やガソリンで拭くだけ、という簡単なものです。
車の部品、自転車のチェーンなども、この灯油洗い、
ガソリン洗いでキレイになるんだとか。
機械整備の現場でも、汚れはガソリンや灯油で
洗ったりしているそうです。
YouTubeでもいくつか動画が上がっていました。
お山には、草刈り機に使うガソリンが置いてあります。
早速、ガソリンを布に染み込ませて
拭いてみたところ、とてもキレイになりました。
こびりついていた汚れまで取れました。✨
ちなみに、ガソリンは灯油よりも洗浄力が
高いらしいですが、
揮発性が高いので、換気に注意が必要です。
においも強いです。
あと、火気にも要注意。
上記の点に気をつける必要はありますが、
洗った後に乾かす必要もないので、すぐにしまえるのです。
私には、このシンプルさ、簡単さが良かったんでしょうね。
この方法が気に入ってしまって。
手入れの時間が楽しくて仕方ないのです。
最後の手入れが簡単だと思ったら、
前より穏やかな気持ちで剪定できるようになり、
暮らしがいっそう楽しくなりました。
「後片付けが楽しい」が「暮らしも楽しい」に変化し、
「楽しい」が増幅しました。
こんな小さなことでも、喜びが増えていく。
教えてくれた人達には感謝だなぁ·····。
手ノコのビフォー・アフター。↓
before
↑ 刃の溝に残ったクズも、洗いません。ただひたすら、ガソリンで拭きます。
after
こびりつきも取れて、ピッカピカです。
溝にあったクズも取れます。
シンプルで分かりやすいのがいい。
そんな自分の気質を理解したら、
刃物の手入れ以外でも、自分に優しいやり方が見えてきそうです。
切らせてくれる木々にも感謝。
お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m。
【お山】お山の自然、川と沼と、竹林🌱
こんにちは♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
ゆりです🌸
Sangoのお山には、 沼と川があります。
最近の大雨あがりの沼の様子✨
(大雨のため、赤土の流れがあり、水が茶色くなっています)
川の様子です🌸
この日は特に、特に✨(*´ω`*)
森が綺麗な日でした。
美しいですね〜〜。
川や沼の水も、 私たちの波動と共にどんどん、どんどん美しく綺麗で
細かい波動になっていっていることを感じたこの日でした✨
匂いも全然違うのです。
そして、 川の一角に竹林もあるのです。
この辺りです👇
ここの竹は、 私たちには貴重な資材で、
せいじ兄さんが炭に加工してくださり、活用したり。
竹で土留めをしたり、 野菜の栽培に使ったり、 竹垣をつくったりと、
有難く森の恵みを使わせてもらっています😊
梨の木エリア(実は現在梨の木がなくなってしまったので、名称を変えようかと考案中💡)
からここへいく道を撮影しました。
①ショートバージョン
麻季江さんが撮影&編集&声の人ですo(^▽^)o
ジャングル探検のよう❣️
やんばるの自然の一部。
こちらから、どうぞ👇
②ロングバージョン
麻里江さんが撮影と声の主。編集は私です🌱
画像の質に苦戦中です・・(^◇^;)
こちらからどうぞ👋
【Sangoのお山】竹林|早朝の森|山暮らし|ロングバージョン
自然との暮らしは、 私たちの豊かさです🌱
いつもありがとうございます🌸
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【『まるごとSango』というプログラムにて、Sangoが体験できる滞在も行なっています。
現在は受付を自粛しておりますが、開けた後、一緒に遊びましょう♬】
【気づき】自粛期間の嬉しい変化 〜今を生きる大切さ〜
こんばんは。
スタッフの大北です。
本日はSangoファーム中城より、
お送りしております。
新型コロナウィルスによる沖縄県への来島自粛・外出自粛要請を受けて、
Sangoでは、「まるごとSango」をお休み中の今です。
(緊急事態宣言は多くの県にて解除されてきておりますが、沖縄県としての来島自粛要請は継続中です。)
この間は、僕がいる中部の“Sangoファーム中城”と、
北部東村にある“お山”の間での行き来も極力控えるようにしております。
(お山とSangoファーム中城の位置関係はこちらを参考に。車で片道2時間弱の距離感です。)
Sangoファーム中城にて収穫されたお野菜は週に1度、
お山へとゆうパックで届けております。
2拠点間での往来が今までのようにできず、
ご滞在の方を受け入れたり、イベント開催もできないので、
不便なことばかりかと思われましたが、
思いがけない嬉しい変化もありました。
本日はその気づきを、
ご紹介していきます。
①報・連・相が密になった。
僕たちはとっっても報連相が苦手です。
思い込みが激しく、
伝えたつもりになっていることが多々あります。
我々の日常における「毎日事件!」の大半の原因は、
コミュニケーション不足によるものといっても、
過言ではないでしょう!(笑
そんな我々でございますが、
面と向かって会えないという逆境に立たされることで、
むしろ報連相が密になったのです。
SangoスタッフによるLineグループにて、
「今日何をやったのか?」の報告が、
写真とともに活発にされるようになりました。
最近は動画を撮って共有するようにもなり、
それが転じて、ささやかなYoutubeチャンネルも
開設いたしました!!
(チェックしてもらえると喜びます♫)
さらに、
今流行りのZoomを駆使したミーティングも開始。
(スマホで写真撮ってるのがバレバレ笑)
どうですか?このハイテクな感じ??(笑
日々の申し送りにもオンライン通話が活躍し、
Sangoは思わぬテクノロジーの発展をすることができたのです。
それもこれも、
報連相の大切さを実感することができたから。
逆境からのとても嬉しい進化です。
②「自分でできる!」という自己肯定感が高まる
今まで、
「森のひとつむぎ手」「畑のひとつむぎ手」という名前で、
月に一度全員で集まって作業をする日がありました。
少人数ではできないことを、
みんなで力を合わせて進めていく日。
作業を大いに進めていく日として、
とても重宝されておりました。
しかし、、、
自粛期間により全員で集まることができない!!
となると、大変な作業であっても、
そこにいるメンバーだけで作業を進めていく場面が否応無しに訪れます。。。
僕の場合、
芋畑の開拓がそれにあたります。
(草ボーボーの畑を開拓しました。 )
(詳細はこちらの記事にて。)
たくさんの人の力を借りないと、
絶対に無理だと思われたこの作業ですが、
近隣の仲間の力を借りながら、
少人数で達成することができたのです。
「みんなでやらないとできないこと」が
「一人でもできること」に変わり、
また一つ自分を肯定できました。
そのほかにも、
一人でのお家時間が長くなることで、
料理のレパートリーを増やしてみたり、
(収穫したジャガイモでポンデケージョ)
酵素シロップをたくさん仕込んだり、
(県外よりいただいた柑橘類や、沖縄の梅、畑で採れた桑の実で作りました)
今までやらなかったことに挑戦でき、
「できる」が増えたことは、
とても大きな成長に繋がったと感じています。
③今を生きることができた
最も嬉しい変化。
それは、
目の前のことに集中できる喜びを、
再認識できたことです。
まるごとSangoの受け入れや、
各種イベントをお休みしたことで、
今ある生活の大切さに気づき、
目の前の営みが大いに捗ったのです。
元来とってもビビリ屋な僕たち。
( その様子はこちらの記事でも描かれております)
人を受け入れることをしているのにもかかわらず、
人が来ることにドキドキする性質を持っております(笑
そんな僕たちは、今まで無意識のうちに、
「いつか人が来る。」ということに身構えていたのです。
つまり、
未来のことばかり考え、今この瞬間から離れてしまっていたのです。
恐れがあるゆえに、
目の前の物事を進めたくても、進められない。
無意識にそんなブレーキがあったことに、
気づくことができました。
しかしこの期間、
未来への不安を手放し、今できることに集中する。
という日々を過ごすことができたのです。
その結果、
今ある豊かさや、心を一つにする大切さに気づき、
お山もSangoファーム中城も共々、
環境を大いに整えることができました。
さらに、
次のステップへ進む話も順調に進んでおります。
今ここに集中できたからこそ、
今ある生活の喜びだけでなく、さらなる発展への願いも理解することができ、
未来の話も喜びからできるようになってきました。
不便の中にこそ進化がある。
自粛期間という、一見すると逆境だと思える状況にも、
たくさんのギフトがありました。
もちろん、
今も変わらずビビリ屋な僕たちでございますが、
今を生きる大切さを理解し、
これまでよりも一歩成長した自分たちで、
皆様をお迎えすることができるのがとても楽しみです。
明けない夜はない。
お会いできる日を、
もうしばしお待ちいただけたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました!
まるっ!
(Sangoファーム中城からお届けしました〜!!)
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【いきもの】リュウキュウベニイトトンボ
こんにちは♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
ゆりです🌸
スタッフのRさんが撮影してくれたいきものの紹介です🌱
お山で出会いました。
Sangoのお山で見つかりました✨
こんないきものです♬
動画も撮れましたので、どうぞご覧ください💡
【沖縄やんばる】リュウキュウベニイトトンボ|Sangoお山|山暮らし
美しい自然の動物との出逢いも嬉しい私たちでした♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
いつもありがとうございます🌸
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建築に関する協議会
こんにちは❣️
スタッフのトッシーです
昨日建築に関する協議会がありました。道沿いにプレハブの鉄骨が置かれたままになっているところがあるのですが、ここにいよいよ建物をたてることになり、実際どうしようか、という話し合いをしました。
どんな建物をたてようか❓
目的は❓
屋根はどうしましょう❓
見取図は作りますか❓
電気工事や溶接などは専門の方にやってもらうとして、自分たちで大工して住む家を作ろうとしていることが私はうれしくてうれしくてたまらないのです。
何もできなかった私たちが、こんなにできるようになったなんて。
初めは大工さんと一緒にやらせてもらいました。段々自分たちでやるようになりました。自分たちなりにゆっくりとやってきました。それが本当に良かったと思います。
私は以前は建築の話になると理解ができず、よく居眠りをしていました。居眠りをしないために、中座して、台所に立ってご飯を作っていました。でも、今私は建築についての経験は多くはないけれど、理解してワクワクして、どんなものができるか楽しみにしています。私の中に大きな喜びがあります。
なんでこんなにうれしいのか❓
共同創造という言葉が浮かんできました。
これがソレ❓
みたいな感じです
この気づきに感謝です。
読んでいただきありがとうございます。
中島敦「山月記」を読んで
高校の時の国語の教科書に載っていました。夫のお家に行った時、文庫本がありまして、借りてきました。
名作の誉れ高い短編小説ですが、
その当時全く感動もなく、なぜ名作なのかわからなかったのです。それから40年近く経った今読み直してみました。
才能豊かな李徴(りちょう)は、官吏になることを選ばず、詩人として名を上げようとしますが、なかなか評価は上がらず、生活が苦しくなり、地方官吏となりますが、自尊心がズタズタになった李徴はついに発狂して虎になってしまいます。一方李徴のただ一人の友人袁傪(えんさん)は官吏として多くの従者を従え、人食いトラが出るといわれる所をまだ暗いうちに通ろうとしたところ、虎となった李徴と再会するのです。
李徴は自分の身の上を語ります。
臆病な自尊心があったため、進んで師に就いたり、詩友を求めたりして切磋琢磨に努めることもしなかつた。一生懸命努力することから逃げていた。尊大な羞恥心があったため、人とまともに付き合うことも出来なかった。
臆病な自尊心と尊大な羞恥心が己を損ない、妻子を苦しめ、友人を傷つけ、果ては、己の外形をかくの如く、内心にふさわしいものに変えてしまったのだ。
李徴の心情が今の私にはよく理解できます。高いプライドがあるばっかりに、前に進めないもどかしさ、イライラ。人に頭をさげられない。ごめんなさいもいえない。自分に何か間違いがあるんじゃないかとビクビクしているけれど、態度は尊大。以前よくはまっていた鬱的症状です。もこさんをはじめ、夫や共に生活していたsangoの仲間たちを困らせていました。疲労困憊させていました。鬱的症状に陥る度に、話をトコトン聞いてもらうことをしてもらいました。
「ありがとうございます。ごめんなさい。ゆるしてね。愛してますそして感謝」→ホオポノポノか❣️でも、これがピッタリ。
おかげさまで、虎にならずにすみました。いやいや、私の虎はまだ私の中にあります。管理、監督、観察してもっともっと飼い慣らしていくのです。「ゴロニャーン」と鳴く猫みたいになってくれるまで。最近かなりおとなしくなっていますが。
「山月記」を読んだことで、思いがけなく、自分の過去と今の整理ができました。
読んでいただきありがとうございました。