2月の活動実績報告<お山>
🌸今日は。スタッフの坂田麻季江です。
2月の<お山>の活動実績報告です。
<環境整備>🌱
坂道の補修をしました。
下の画像は補修前。
砂利を敷いてありますが、雨で砂利が流され、赤土がだいぶ露出しています。
中央付近は赤土も流されて、下の層(ツルツルした岩盤)が
露出している箇所もあります。
以前はトラックが日常的に上り下りしていたんですが、
道の左右に深い轍ができてしまいました。
歩行者が滑って転ぶ事例も発生していたので、
危険で不便な状況を改善すべく、補修作業となりました。
補修方法については、ああしたらどうか、こうしたらどうかと
アイデアをみんなで出し合い、コンクリートでの補修に決めました。
決めたあとは、作業するメンバーで現場を見て、
細かい事を話し合いながら進めていきました。
今回、私達がやってみた補修は以下の通りです。
まず、コンクリートを敷く場所に、あらかじめワイヤーメッシュを設置。
コンクリートのひび割れを防ぐ目的です。
次に、設置したワイヤーメッシュを、差し筋という金属の棒で固定します。
ハッカーという器具を使って、針金(ないしは結束線)で留めていきます。
ワイヤーの下に石を入れたりして、ワイヤーが
上下にふわふわと動かないような工夫もしました。
それが終わったら、いよいよコンクリート敷設です。
トロ舟というプラスチックの浅いケースの中に、
セメント、砂、砂利、水を入れて、大きいスコップで
ザクザクと練り混ぜます。
(集中しすぎて、写真を撮るのを忘れました。)
混ぜるスコップに、どっしり重量がきます。
セメント、砂、砂利、水・・・どれも重いものばかり。
かなりの力仕事です。
というか、ガッツリ肉体労働です。
ムラがないようにしっかり混ぜたら、坂道の轍に敷いていきます。
トロ舟が小さいので、少量ずつ作っては、地道に入れていきました。
上記の作業がかなり重労働だったため、キリの良いところで一旦中断。
日を改めて、ミキサー(モルタルをこねる機械)をレンタルして行いました。
ミキサーに砂・セメント・水を入れて撹拌します。
これが来てから、時間と労力がが大幅に削減できました。
水の流れが急にならないよう、あえてデコボコに仕上げます。
敷設後、コンクリートが乾くのを待って1tトラックで
上り下りしてみましたが、タイヤのぶれもなく、スムーズに上れました。
歩いてみると、コンクリートのデコボコした面を
靴底がしっかりと噛むので、ズルッと滑らなくなり、歩行性がよくなりました。
滑る危険がなくなったという安心感は、やはり大きいです。
(↑ 敷設後の坂道)
*****
数年前は全く出来なかったのに、 こんなこともすぐに
出来るようになった私達がいます。
これまで駐車場や土間のコンクリートを張った経験が活かされました。
「出来ることが増える」ということは、「生きる力が増す」ということ。
何があっても大丈夫、という自信にもつながります。
経験こそが、人を成長させてくれるのですね。
もし災害が起こっても、対応できる知識と経験があれば、生き残っていけます。
知識と経験を共有している仲間がいれば、復旧も早いです。
周りの人たちを助けることもできます。
日ごろ行っている作業こそが、大切な学びの実践なのだと再認識しました。
<ポタジェ畑>🌱
1月の寒さで終わったかと思われたインゲン豆ですが、
また花が咲いて、復活しました。
実が硬くなる様子もなく、味も変わらないので
島カボチャ同様、このまま豆自身にお任せしようと思います。
しまなとブラジルチシャ菜の種をまきました。
<学び>
自分シェア
2/1(金)、2/8(金)、2/15(金)、2/25(金) 6:00~8:00
***
毎回、必ずしも全員が揃うわけではないのですが(出張や
外出で不在のスタッフもいるので)、人数が少なくても
行っており、私達はこの時間を大切にしています。
日によっては、3人だけだったりすることもありますが、
人数が多い時は10人ほどで行っています。
この時間に、気づきや思い、感情を「正直に話す」ということを
やっている私達ですが、そうやって正直に自分を出せるということは、
安心しているからなんですよね。
仲間に「自分を受け入れてもらえている」と実感できるから。
そしてそれは、「自己肯定感」へとつながります。
「自分が大切にされている」という実感が、自分を大切にし、
他人を大切にすることにもつながっていきます。
愛と共にあるこの時間を、これからも続けていきます。
読書会
2/26(火) 6:00~9:00
***
・ドランヴァロ・メルキゼデク著「フラワー・オブ・ライフ」第1巻
を読み始めました。
この本は、「神聖幾何学」というものから
生命と宇宙の法則や真理を読み解いていく本です。
今回は「はじめに」の途中までを読みました。内容に入る前の部分です。
著者が伝えたいことをそれぞれで受け取り、感じたことを述べあいました。👀
🌲まるごとSangoの参加者様は、
滞在中これらのワークにご参加いただけます。
どなたでもご参加いただける県内ワークも開催しております。
🌈長らくお読みいただきありがとうございました。