一般社団法人Sango 公式ブログ 『ひかり』

沖縄県東村慶佐次の森、通称“お山”で活動している 一般社団法人 Sangoのブログです。わたしたちは、ここ“お山”の豊かな自然の中で、自分を成長させる霊的な学びを実践・実験していくことを大切にしています。 このブログでは、Sangoのことや活動内容、そして霊的な学びを紹介していきます。

【お山】夏の風景 2019

今日は。スタッフの坂田麻季江です。🌈

お山の一風景をお伝えしたく思います。

 

お山の敷地はいくつかのエリアに分かれています。

各エリアごとの草刈りをまめに行い、どのエリアも

広場として維持していました。

この広場環境の維持には、Sさんの手によるところが大きいです。 

草刈り職人Sさんが、日々まめにやってくれているのです。

(会社員だったSさんは、早期退職され、お山に移住されました。

お山で暮らしながら、草刈りをする毎日が、楽しいそうです。)

 

今年の梅雨は、雨がザーザーとよく降ったので、

外で草刈りができるタイミングがあまりありませんでした。

 

そして梅雨が明け、敷地内を歩いてみると、雑草がすごく

成長していたのです。

 

2、3名で一斉に草刈りしようか、と話したりしていたんですが、

「何も、全エリアをきっちり1年中草刈りし続けて、

広場として維持しておかなくてもいいんじゃないか?

今は通り道を確保できるように、必要なところを刈ってみては。」

という話になりまして。

 

Sさんが、こんな風に草を刈ってくれました。

小径(こみち)ができて、散策できるようになっているではありませんか。

美しいです。

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樹木を囲むような感じで、雑草をあえて残してあります。

左の小径は沼へ続き、右の小径は、畑へ続いています。

散策したり、必要な時に行き来をするのに、大変便利です。

やはり日々ここで生活しているからこその、この動線なのだなぁーと、

小径の作り方に納得なのでした。

まるごとSangoの参加者にも好評で、「庭園みたい」

「いかにも森の中という感じ」とのご意見をいただきました。💚

 

Sango創設以来、ずっとやってきたことを、ちょっとやめて

別の方法をやってみただけなんですが、とても新鮮です。

季節によって、違う顔があったっていいわけで。

 

以前はキャンプを主催していたので、このエリアで

テントを張ったりキャンプファイヤーをしていたので、

広場として維持する必要があったんです。

でも、今はキャンプを行わなくなり、広場として維持することは

絶対必要、というわけではなくなっていたんですよね。

 

私たちの中に、

「ずっと刈ってきたら、きっちり刈っておかなければならない。」

 という「思い込み」があったんだと気づきました。

 

こんな風に、「一度やったからには、ずっとそうしなければならない。」

という「思い込み」って、日常の中に、いっぱいあると思います。

 

思い込みを手放して、違うことをやってみたら

意外と良い結果になるかも知れません。

今回は、気づきによって、新しい夏の風景ができあがったのでした。

Sさんは、少しずつ小径を広げて、また広場にしていくのが楽しみなんだそうです。

 

楽しく工夫しながら暮らしているお山に、ぜひ遊びに来て下さい。🎵

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