今日は。スタッフの坂田麻季江です。🌈
お山の一風景をお伝えしたく思います。
お山の敷地はいくつかのエリアに分かれています。
各エリアごとの草刈りをまめに行い、どのエリアも
広場として維持していました。
この広場環境の維持には、Sさんの手によるところが大きいです。
草刈り職人Sさんが、日々まめにやってくれているのです。
(会社員だったSさんは、早期退職され、お山に移住されました。
お山で暮らしながら、草刈りをする毎日が、楽しいそうです。)
今年の梅雨は、雨がザーザーとよく降ったので、
外で草刈りができるタイミングがあまりありませんでした。
そして梅雨が明け、敷地内を歩いてみると、雑草がすごく
成長していたのです。
2、3名で一斉に草刈りしようか、と話したりしていたんですが、
「何も、全エリアをきっちり1年中草刈りし続けて、
広場として維持しておかなくてもいいんじゃないか?
今は通り道を確保できるように、必要なところを刈ってみては。」
という話になりまして。
Sさんが、こんな風に草を刈ってくれました。
小径(こみち)ができて、散策できるようになっているではありませんか。
美しいです。
樹木を囲むような感じで、雑草をあえて残してあります。
左の小径は沼へ続き、右の小径は、畑へ続いています。
散策したり、必要な時に行き来をするのに、大変便利です。
やはり日々ここで生活しているからこその、この動線なのだなぁーと、
小径の作り方に納得なのでした。
まるごとSangoの参加者にも好評で、「庭園みたい」
「いかにも森の中という感じ」とのご意見をいただきました。💚
Sango創設以来、ずっとやってきたことを、ちょっとやめて
別の方法をやってみただけなんですが、とても新鮮です。
季節によって、違う顔があったっていいわけで。
以前はキャンプを主催していたので、このエリアで
テントを張ったりキャンプファイヤーをしていたので、
広場として維持する必要があったんです。
でも、今はキャンプを行わなくなり、広場として維持することは
絶対必要、というわけではなくなっていたんですよね。
私たちの中に、
「ずっと刈ってきたら、きっちり刈っておかなければならない。」
という「思い込み」があったんだと気づきました。
こんな風に、「一度やったからには、ずっとそうしなければならない。」
という「思い込み」って、日常の中に、いっぱいあると思います。
思い込みを手放して、違うことをやってみたら
意外と良い結果になるかも知れません。
今回は、気づきによって、新しい夏の風景ができあがったのでした。
Sさんは、少しずつ小径を広げて、また広場にしていくのが楽しみなんだそうです。
楽しく工夫しながら暮らしているお山に、ぜひ遊びに来て下さい。🎵
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