一般社団法人Sango 公式ブログ 『ひかり』

沖縄県東村慶佐次の森、通称“お山”で活動している 一般社団法人 Sangoのブログです。わたしたちは、ここ“お山”の豊かな自然の中で、自分を成長させる霊的な学びを実践・実験していくことを大切にしています。 このブログでは、Sangoのことや活動内容、そして霊的な学びを紹介していきます。

【坂田麻季江】お掃除をさせていただきました

今日は。スタッフ坂田麻季江です。

 

先月、石垣島のK子さん宅のお掃除に

行かせていただいた時のことを書こうと思います。

 

以前、おばぁが石垣島に旅行した際、

K子さん宅に滞在させていただいたことがきっかけで、

「感謝の気持ちを込めてご奉仕をしたい」という

おばぁの気持ちがあり、今回お掃除をさせていただくことになりました。

 

11/20~26、約1週間の日程で伺いました。

 

ご希望のお掃除内容や、部屋数などを

すりあわせ、こちらからは4人で伺いました。

 

K子さんとご家族のご希望は、


1番目 お父様の書斎
2番目 亡くなられたお母様の作業部屋(手芸・クラフト関連)
3番目 余裕があればキッチンも

とのことでした。

 

到着した日(11/20)は、お掃除する部屋を見ながら

打ち合わせをしたのち、私達が泊まらせていただく

部屋のお掃除をして、就寝。

 

2日目(11/21)から、本格的にお掃除開始。

朝6時半に、K子さんと私達で打ち合わせをしました。

色々話すうち、部屋の広さや置いてある物などを

考慮した結果、2番目の希望でしたが、

亡くなられたお母様の作業部屋からやった方が

良いだろう、という判断で、お母様の作業部屋から始めました。

 

たくさんあるお母様の作品を、一つ一つ確認しながら、

残す物、残さない物に、K子さんに分類していただきました。

残しておく物は、拭いてから、棚の中へ収めました。

 

3日目~5日目(11/22~11/24)はお父様の書斎を。

書斎は3日間かけてさせていただきました。

郷土の資料や本、戦後の資料や本、

お父様が作られた切り抜きの冊子や、

執筆された原稿など、それらも一つ一つ、

お父様ご自身に見て頂きながら、残す物、残さない物に

分類していただきました。

こちらも、残す物は拭いてから棚へ。

 

5日目(11/25)は、書斎と同時並行で、キッチンのお掃除を開始。

翌日(11/26)は帰る日でしたが、お宅を出る

直前までさせていただきました。

 

今回、お宅に伺う前のお電話で、
「うちは食器がたくさんあるんだけど、

100人以上集まる宴会や行事が今でもあるから、

食器だけは捨てないで欲しい。」

というお話を聞いていました。

 

実際に伺ってみると、食器類がたくさんありました。

当初は捨てないで欲しいと伺っていたのですが、

一つ一つ出していってみると、縁が欠けたもの、

ひび割れたものが出てきました。

また、コーヒーのカップ&ソーサーのどちらかが割れてしまい、

片方だけで使っているものも。

そういったものは思い切って処分され、

食器の断捨離も実施されました。

 

キッチン以外にも、お宅の中にあった

不要な物をどんどん処分され、お父様の書斎も、

お母様の作業部屋も、明るく、軽くなっていきました。

*******

 

物から発せられる、エネルギーがあります。

作った人が注いだエネルギー。

販売した人が込めたエネルギー。

使う人が、物に注ぐエネルギー。

しょっちゅう使う物と、あまり使わない物の

エネルギーの違いもあります。


キッチンも、お掃除しながら自分達が受け取った

物のエネルギーや、意識についてお伝えしながら

一つ一つ、処分するかしないかを決めていただきました。

 

保管する物も、拭いてから収めると

表面の空気が流動し、美しく光りました。


HSPで、エンパスで、霊的な感性が強いという

特質を持つ私達は、お掃除しながら、

「悲しかった~」などと自動的に言ってしまうことがあります。

 

誰かが悲しい思いをした場所に立つと、その想念が

その場に残っていて、それを受け取ってしまうのです。

楽しい想念が残った場所に行くと、「楽しい~」

となります。

 

こんなヘンな私達ですが、快く受け入れて下さり、

また感じたことも聞いていただけて、本当に感謝です。

 

お掃除が終わったあと、とても喜んでいただけましたが、

それ以上に、私達にも学びと喜びがありました。

お掃除した場所が、物ではなく、人が主人公である場へと

戻っていく課程が、嬉しくて。

 

エネルギーが整い、澄んだ空気が循環する場所にいると、気持ちいいです。

 

K子さん、お家族の皆様、どうも有り難うございました。

一緒に行った仲間にも感謝です。

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