一般社団法人Sango 公式ブログ 『ひかり』

沖縄県東村慶佐次の森、通称“お山”で活動している 一般社団法人 Sangoのブログです。わたしたちは、ここ“お山”の豊かな自然の中で、自分を成長させる霊的な学びを実践・実験していくことを大切にしています。 このブログでは、Sangoのことや活動内容、そして霊的な学びを紹介していきます。

【お山】「森のひとつむぎ手」の報告

今日は。スタッフ坂田麻季江です。

3/1(日)は「森のひとつむぎ手」の日でした。

 

外部からの参加者も含めて、13名。

下記3つの班に分かれての作業でした。

 

①苗床の整備

②ヒンプン作り

③植樹

 

①の苗床整備は、さらに、屋根を付ける班と

下で片付けをする班に分かれました。

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まるごとSangoに参加されたことのある方には

懐かしい(!?)、テントにしていた温室を

苗床に運び入れて、物置きにしました。

手前の空きスペースには、苗や鉢を置いていく予定です。

 

色んな所を修繕・整備しなくてはならない

状態の苗床でしたが、たくさんの手が入り、

必要な部分に屋根をつけることもでき、

あっという間に整いました。

 

Sangoでよく起こることで、話題にものぼることなんですが、 

「決して急いではいないけど、すごくはかどって、早く終わる。」

という現象があります。

今回も、短時間でとてもはかどりました。

ゆっくりやった方が、早いのです。

 

終わりの時間を気にして、「早く、早く」と

急いでやると、気持ちばかりが焦ってしまい、

思考も浅くなります。

総合的に考えられず、場当たり的な作業になりやすいのです。

 

「速さ」ばかりを意識しても、結局はあとで

「しまった!」「うっかり」が出てきて

その修正をしなくてはならなくなったりします。

 

急いで仕上げたのに、もう一度初めから

やり直すなど、結果的に時間が余計にかかって

自分を忙しくさせる結果になったりもします。

 

また、小さな事でも声を掛け合いながら、

確認しあって作業することで、

早とちり、勘違いがなくなります。

 

ゆっくり、一つ一つの作業を丁寧に

行うことで心にも余裕が生まれ、ミスも出なくなります。

 

筆者(坂田)は、納期や期限が迫っている

ことでも、「ゆっくりやった方が、早い」を経験しています。(^ー^*)

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②のヒンプン作り。

ヒンプンとは、沖縄の古民家によく見られる、防風壁のことです。

目隠しの意味もあるそうです。

 

お山では、浴室の目隠しにヒンプンを

作っていて、今回はその続きです。

下の写真右側が、この作業のリーダーRさん。

左側が、別拠点から参加した、スタッフE子さん。

 

上記①②③の班分けの際、誰にどこに行ってもらうか?

という話をしたのですが、リーダーRさんからは

「経験者求ム」という意思表示があり・・・。

必然的に、前回の経験者E子さんが、

ほぼ指名の形でヒンプン作り班となりました。

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(セメントをこねている様子。)

ブロックを2段積んだところで終了時間が来たので、終了。

あと少しやったら完成だそうです。

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沖縄の赤瓦(山型の鬼瓦)を取り入れています。

数年前、県内で取り壊す古民家があると聞き、

みんなでそのお宅の屋根に上って、はがして

貰ってきたものです。

 

下に積んだ、正方形の穴あきブロックは

花ブロックと言って、ブロック建築が多い

沖縄ではよく見かけるもので、色んな模様があります。

 

右側の赤瓦の後ろに見える、小さい窓が浴室の窓です。

「え、穴から中が見えるじゃん!」

とかいう突っ込みが入りそうですが、

間に植物を置くので、見えませんねん。

 

 

 

 

(たぶん)(^^)♪

 

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③の植樹は、スタッフ2名に

農業のベテランFさんとMさんが加わり、4名で実施。

FさんとMさんに、感じるままに

植える場所を決めていただきました。

いつも野菜、果物の声を聞きながら

仕事をされているお二方が、苗木や土と

対話をしながら、場所を決めていかれる

様子は、さすが!でした。

 

約2時間半で、8本植樹。

参加者のFさん(70代のねぇねぇです)いわく、

「終わる時間になったけど、

まだまだできる、と思った。もっと植えたかった!」

だそうです。

土を掘るという力仕事も何のその。

めちゃくちゃお元気なねぇねぇでした!

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作業終了後は、みんなで食事。

食事後に、感じたことや気づいたことを

自由に話していただくシェア時間を設けましたが、

「もっとやりたかった。」という声の他に、

「あれはこうした方がいいと思いました。」

というミニ知恵を頂けたことも、我々にとっての学び、

今後の助けになりました。

外部から参加いただいた方から、

色んな意見を伝えていただけるのは、とても有り難いことです。

 

ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

皆さま、次回のご参加、どうぞよろしくお願いします。

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次回の開催日が決まり次第、HPにて告知いたします。

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