【お山】気づかなかった孤独に気づいた話 坂田麻季江
今日は。スタッフ坂田麻季江です。
3/1(日)の、森のひとつむぎ手の日に
だいぶ片付いた苗床。↓↓↓
https://sango-okinawa.hatenablog.com/entry/2020/03/03/150741
この苗床の片付け。
実は、何年も前から野外に出しっぱなしに
なっている木材、資材などが色々あって、
それらを苗床の中へ収める、という壮大な
案件が、まだ存在していたのです。
私は、森のひとつむぎ手の日に
きれいになった苗床で、チマチマと片付けを
やり始めました。
壮大だから、決して無理をせず、自分のできる
範囲でゆっくりやろう。
そういう気持ちでやり始めるも、
いかんせん、資材、木材、その他片付ける物が
たくさんあり、また「たくさんあるなぁ~。」
という気持ちから、どうも思考がまとまらず、
イマイチ進まない・・・。
苗床の中に植物を入れた後、
野外に放置されている物も収納し、
足りない場所には棚を作ったりしたい。
ということを計画し、考えたりしていました。
自分なりに、半年かかるかな?いや、
1年くらいかかるかもしれない、と目測を
立てていたのです。
そんな中、先日、苗床周りの状況を見た仲間が、
「これは1人では無理だと思った。」
という感想をシェアしてくれたのち、
「お山に住んでいるスタッフで、苗床周りの片付けをやろう。」と発案。
それがきっかけで、お山に住んでいる5名で
片付けをすることに。
前日に打合せをし、翌朝は7時から開始。
(早いね~!我々の動きは!)、
10時すぎになり、人数は3名になったものの、
残った3名は気持ちがノってきたら途中で
止められらないという、一直線な
"アスペルガー気質"が発動してしまい、
朝ご飯も食べずにやり続け・・・
(すごいね~我々の動きは!)
打合せで「ここまでやれたらいいね。」と
話していた所まで、大方やりきって終了。
(すごいね~我々の動きは!)
今思うと不思議なんですが、この日まで、
私はどういうわけか
「苗床の片付けは自分がやる」と決め込んでしまっていたのです。
その理由は、
「だいたい、いつも苗床付近で作業をするのは私なので。」
というもの。
(すごいね~!私の一直線思考は!)。
それが、こうやって仲間と一緒にやったら、
「半年かな?一年かな?」と目測していたことが
一日で終わってしまった・・・。
あっけない。
巡らせ続けていた、あの思考は何だったんだ。
自分の中にあった、思考の「縛り」に気づき、
そこから解放され、とても楽になりました。
どうも私には、自分では気がつかない ”孤独” の部分があるようです。
私は、1人で何かするのが、イヤではないんです。
イヤではないが故に、陥りやすい、
「1人でやろうとしすぎる」という部分。
それが、「楽しい」と思えるうちは、はかどるんです。
楽しくなくなっちゃうと、ストップしてしまう。
野外にある資材などをどうやって片付けたいか、
どんな物や状況が、今の自分にとって
懸念事項なのかを、もっと仲間にオープンに伝えていたら、
早くから、「それ、みんなでやろうよ」って
なってたかも知れないのにね・・・。
思考グセって、思った以上に自分の脳や
細胞に刻み込まれているんですね。
だからこそ、こうやって気づいたら変えていく。
これからは、言おう。
仲間に感謝。
気づけた自分に感謝。
お読みいただいたことに感謝。
ありがとうございます。
片付けた後の苗床。↓
赤丸や、矢印の部分が、野外にあったものです。
木の台を左右に置いたことで、収納スペースが
大幅に増えました。
台の上に植物を置き、下は物入れに。
実はこの台、まるごとSango、はたらき隊に
参加された方はよくご存じの、「手作りベッド」です。
皆さんがお休みになられたベッドは、
このたび、収納スペースへと変貌を遂げました。
vv
日々変化し続ける、楽しいお山に、ぜひお越し下さいね。