【坂田麻季江】ゴキブリのことを考えた
スタッフ坂田麻季江です。
※注意※(ゴキブリの絵があります、苦手な方はお気をつけください )
先入観、固定概念をとっぱらってみよう。
ふと思って、描いてみた絵。
まずこちら。
そしてこれ。
どちらも同じ生き物、ゴギブリを描いた絵です。
人間側の「見方」がどうかというだけで。
彼らには彼らの、存在理由があるんですよね。
ゴキブリは、私達に大切な事を気づかせてくれます。
彼らが嫌われるのは、暗い所や、ジメジメした場所を好むからでしょう。
腐ったものも食べますし。
だから、気持ち悪いって思われちゃう。
でも、考えてみたら「暗い場所」、「ジメジメした場所」
あるいは「腐ったもの」、
それらは私達が「避けたいもの」、「見たくないもの」
「目を背けたい部分」、「触りたくない部分」だったりします。
彼らは、それを目の前に突きつけてきます。
“気持ち悪い”って思うのは、そんな闇の部分を見せてくるから。
でもこれって、私達が自分の中の闇を、
気持ち悪いと思ってるってことですよね。
「見る必要がある部分が存在するのに、見ないふりをしている」。
それを伝えてくれる存在。
そう理解したら、ありがたいなぁと。
自分の中の腐った感情や、ジメジメした感情。
そららを見ないふりしても、あるものはある。
目を背けるだけでは、根本的な解決にはならない。
向き合って、お掃除したら、スッキリします。
闇があってこその光。
大切な役割を果たしてくれている彼らには感謝です。
お読みいただきありがとうございました。