一般社団法人Sango 公式ブログ 『ひかり』

沖縄県東村慶佐次の森、通称“お山”で活動している 一般社団法人 Sangoのブログです。わたしたちは、ここ“お山”の豊かな自然の中で、自分を成長させる霊的な学びを実践・実験していくことを大切にしています。 このブログでは、Sangoのことや活動内容、そして霊的な学びを紹介していきます。

【Sangoファーム中城】自家採種ってすごい! 〜肯定感が次世代へつながっていく〜

こんにちは!スタッフの大北です。

本日はSangoファーム中城よりお送りしております。

 (Sangoファーム中城は、沖縄北部にあるSangoの本拠地"お山"とは少し離れた場所に位置しています。)

 

www.sangookinawa.org

位置関係はこちらからご確認いただけます。

 

今年も10月から、

様々なお野菜を栽培しているのですが、

その一つがスナップエンドウさん。

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さやごと食べれるとっても美味しいお豆さんなのでございますが、

このスナップエンドウさんに関して、

ある実験をしているのです。

 

それが、

「自家採種と購入した種でどんな違いがあるのか??」

というもの。

 

去年初めてうちの畑で、

スナップエンドウさんの種が自家採種できたのですが、

 

せっかくだから、

自家採種した種と、今年購入した種で

生育を比較してみることにしました。

(購入した種と自家採種した種は、全く同じ品種。

去年同様に購入した種から自家採種した種を今年使っています。)

 

種まきからかれこれ一ヶ月経った現在でございますが、

成長具合はかなり違いが出ております。

 

こちらが自家採種した種のスナップエンドウさん。

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こちらが購入したもの。

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(指入っちゃった!笑)

 

全然元気さも勢いも違うのです。

 

購入した種のほうでは、

虫食いも結構出ております。

 

というわけで、

現時点での生存率も調べてみました。

 

購入した苗の生存率は、

25苗中15苗。約6割という結果。

 

一方、

自家採種した種の苗は、

35苗中29苗が生存。約8割が生存!!

 

今年はだいぶ気候も暑く、

雨も降らず、植物さんにとってはなかなか厳しい気候になっておりますが、

それでも自家採種の方が、購入した種よりもかなりタフネスです。

 

この土地で育った苗の子どもたち。

その種にとっても、この場所はホーム。

 

「ここで育ち、子どもを残せた。」

という親苗の肯定感と安心感が、

子どもとなる種へ伝わっているのかもしれません。

 

もっと言えば、

僕自身の

スナップエンドウを育てることができた!」

という肯定感も、

種たちは記憶しているのだと感じます。

 

種の記憶ってすごいですね。

 

気候も随分と変化し、

何が起こるかわからないご時世だからこそ、

この土地で元気に育つ種を繋いでいく。

 

同時に僕自身、「どんな植物も元気に育つんだ。」

という信頼と肯定感を育み、

その想いも含めて、次世代の植物たちへ繋いでいくことが、

とても大切であると感じた本日でございました。

 

実験は続く。。。

 

本日も気づきに感謝です。

まるっ!!

 

 

 

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