【お山】11月 お山の作業日報告
今日は。スタッフ坂田麻季江です。
11/8(金)は、お山の作業日でした。
県内の別の拠点に住んでいるメンバーに加え、
外部からの参加も含め、全員で13名でした。
作業時間は、朝7時半~9時半まで。
7時過ぎ、お山の一番下のエリアにある沼の近くに集合。
開始の挨拶の後、お祈りをしてから作業を開始しました。
主な作業内容は、沼の藻の除去と、周辺の環境整備。
役割は主に二つ。
一つは、沼に入って藻を取り、プラスチックケースに入れる役割の人。
もう一つは、岸から藻の入ったケースを引き寄せ、受け取る役割の人。
今回は小学5年生の女子も来ていて、彼女は岸から
藻の入ったケースを受け取る係でした。
これは「レーキ」という、柄が長くてけっこう重い農具を
使う作業でした。
初めは、重くて使い慣れない道具にとまどっている
様子だった彼女も、30分も経ったころには、
持ち方のコツを自分でつかみ、スイスイとできるように。
沼の中に入ったスタッフと、あうんの呼吸でやり取りが
できるようになっていました。
子供には「重いから無理じゃないか」とか、
「使えないだろう」とか、勝手な制限を大人が作る必要はなくて、
ただ必要なのは、「信じてあげること」なんだなぁと。
好奇心いっぱい、何でもやってみる。
そんな彼女の姿に、私は行動力と勇気を見せてもらったのでした。
また、お山の沼はけっこう深く、腰まで水に浸かります。
深い所では、胸まで浸かることも。
なので「ウエーダー」という、胸まである長靴を履いて
(というか着て)入るんですが、意外とこれが好評で、
初めて着た方からは、
「楽しかった!」
「動きやすかった!」
との感想をいただきました。
水の中でもけっこう動きやすいんですよね。
2時間、みんな ほぼ休憩も取らずに作業して、
あっという間に沼の藻がなくなりました。
このたびのお山の作業日で、私自身が印象に残ったのは、
「初めてだったけど、やってみたら楽しかった。」
という感想や、「もっとやりたかった。」
という感想が、色んな方から聞かれた事でした。
沼の中に入るって、人生でなかなか経験しないんじゃないでしょうか。
ウエーダーを着ることも、滅多にないんじゃないかと思います。
お山で暮らすと、日常生活で自分の経験値が上がり、
いくつもの「できる」が自分の中で生まれました。
来られた皆さんと、それらを共有できることが私は嬉しいです。
今回も、反省点は色々ありました(おやつにリンゴを
切ったものを出したが、ドロドロの手では掴めずに
誰も食べれなかった、など💧)。今度は爪楊枝付けます!
沼の作業に来て下さった皆様に、感謝です。
有り難うございました。
次回はどんなことをするかは未定ですが、12月も
お山の作業日を実施する予定です。
詳しくはお問い合わせ下さい。
皆様のお越しをお待ちしております。