【気づき】自粛期間の嬉しい変化 〜今を生きる大切さ〜
こんばんは。
スタッフの大北です。
本日はSangoファーム中城より、
お送りしております。
新型コロナウィルスによる沖縄県への来島自粛・外出自粛要請を受けて、
Sangoでは、「まるごとSango」をお休み中の今です。
(緊急事態宣言は多くの県にて解除されてきておりますが、沖縄県としての来島自粛要請は継続中です。)
この間は、僕がいる中部の“Sangoファーム中城”と、
北部東村にある“お山”の間での行き来も極力控えるようにしております。
(お山とSangoファーム中城の位置関係はこちらを参考に。車で片道2時間弱の距離感です。)
Sangoファーム中城にて収穫されたお野菜は週に1度、
お山へとゆうパックで届けております。
2拠点間での往来が今までのようにできず、
ご滞在の方を受け入れたり、イベント開催もできないので、
不便なことばかりかと思われましたが、
思いがけない嬉しい変化もありました。
本日はその気づきを、
ご紹介していきます。
①報・連・相が密になった。
僕たちはとっっても報連相が苦手です。
思い込みが激しく、
伝えたつもりになっていることが多々あります。
我々の日常における「毎日事件!」の大半の原因は、
コミュニケーション不足によるものといっても、
過言ではないでしょう!(笑
そんな我々でございますが、
面と向かって会えないという逆境に立たされることで、
むしろ報連相が密になったのです。
SangoスタッフによるLineグループにて、
「今日何をやったのか?」の報告が、
写真とともに活発にされるようになりました。
最近は動画を撮って共有するようにもなり、
それが転じて、ささやかなYoutubeチャンネルも
開設いたしました!!
(チェックしてもらえると喜びます♫)
さらに、
今流行りのZoomを駆使したミーティングも開始。
(スマホで写真撮ってるのがバレバレ笑)
どうですか?このハイテクな感じ??(笑
日々の申し送りにもオンライン通話が活躍し、
Sangoは思わぬテクノロジーの発展をすることができたのです。
それもこれも、
報連相の大切さを実感することができたから。
逆境からのとても嬉しい進化です。
②「自分でできる!」という自己肯定感が高まる
今まで、
「森のひとつむぎ手」「畑のひとつむぎ手」という名前で、
月に一度全員で集まって作業をする日がありました。
少人数ではできないことを、
みんなで力を合わせて進めていく日。
作業を大いに進めていく日として、
とても重宝されておりました。
しかし、、、
自粛期間により全員で集まることができない!!
となると、大変な作業であっても、
そこにいるメンバーだけで作業を進めていく場面が否応無しに訪れます。。。
僕の場合、
芋畑の開拓がそれにあたります。
(草ボーボーの畑を開拓しました。 )
(詳細はこちらの記事にて。)
たくさんの人の力を借りないと、
絶対に無理だと思われたこの作業ですが、
近隣の仲間の力を借りながら、
少人数で達成することができたのです。
「みんなでやらないとできないこと」が
「一人でもできること」に変わり、
また一つ自分を肯定できました。
そのほかにも、
一人でのお家時間が長くなることで、
料理のレパートリーを増やしてみたり、
(収穫したジャガイモでポンデケージョ)
酵素シロップをたくさん仕込んだり、
(県外よりいただいた柑橘類や、沖縄の梅、畑で採れた桑の実で作りました)
今までやらなかったことに挑戦でき、
「できる」が増えたことは、
とても大きな成長に繋がったと感じています。
③今を生きることができた
最も嬉しい変化。
それは、
目の前のことに集中できる喜びを、
再認識できたことです。
まるごとSangoの受け入れや、
各種イベントをお休みしたことで、
今ある生活の大切さに気づき、
目の前の営みが大いに捗ったのです。
元来とってもビビリ屋な僕たち。
( その様子はこちらの記事でも描かれております)
人を受け入れることをしているのにもかかわらず、
人が来ることにドキドキする性質を持っております(笑
そんな僕たちは、今まで無意識のうちに、
「いつか人が来る。」ということに身構えていたのです。
つまり、
未来のことばかり考え、今この瞬間から離れてしまっていたのです。
恐れがあるゆえに、
目の前の物事を進めたくても、進められない。
無意識にそんなブレーキがあったことに、
気づくことができました。
しかしこの期間、
未来への不安を手放し、今できることに集中する。
という日々を過ごすことができたのです。
その結果、
今ある豊かさや、心を一つにする大切さに気づき、
お山もSangoファーム中城も共々、
環境を大いに整えることができました。
さらに、
次のステップへ進む話も順調に進んでおります。
今ここに集中できたからこそ、
今ある生活の喜びだけでなく、さらなる発展への願いも理解することができ、
未来の話も喜びからできるようになってきました。
不便の中にこそ進化がある。
自粛期間という、一見すると逆境だと思える状況にも、
たくさんのギフトがありました。
もちろん、
今も変わらずビビリ屋な僕たちでございますが、
今を生きる大切さを理解し、
これまでよりも一歩成長した自分たちで、
皆様をお迎えすることができるのがとても楽しみです。
明けない夜はない。
お会いできる日を、
もうしばしお待ちいただけたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました!
まるっ!
(Sangoファーム中城からお届けしました〜!!)
【私たち、一般社団法人 Sangoについての詳細はこちらへ↙️】
【『まるごとSango』というプログラムにて、Sangoが体験できる滞在も行なっています。
現在は受付を自粛しておりますが、開けた後、一緒に遊びましょう♬】