一般社団法人Sango 公式ブログ 『ひかり』

沖縄県東村慶佐次の森、通称“お山”で活動している 一般社団法人 Sangoのブログです。わたしたちは、ここ“お山”の豊かな自然の中で、自分を成長させる霊的な学びを実践・実験していくことを大切にしています。 このブログでは、Sangoのことや活動内容、そして霊的な学びを紹介していきます。

【お山】冷蔵庫がメッセージを運んできた

今日は。スタッフ坂田麻季江です。

 

お山の冷蔵庫が壊れたので、新しく買い換えました。

買ったのは、カスタマイズ可能な冷蔵庫。

下の引き出しが、2つとも野菜室にできるというもの。

(※ メーカーの回し者ではありません。

冷蔵庫ネタが続きますがしばらくお付き合い下さい。)

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お山は数人で共同生活をしていることに加え、

滞在者の受け入れも行っているので、食材のストックは

けっこうな量になります。

 

そして私達は野菜メインの食事をしているので、

冷蔵庫には野菜を入れておくことが多いのです。

今までは、野菜が入りきらず、別の冷蔵庫にも分けて入れたりしていました。

 

今回は容量を計算し、大きめの冷蔵庫を購入。

おかげさまで、野菜が全部、スッキリ収まりました。

 

ちなみに、冷凍室はナシでいいよね、と判断したのは、

お山には冷凍庫があるので、冷凍するものは

そちらに入れれば良い、という理由からです。

 

さらに、この冷蔵庫、引き出しを2つとも冷凍室に

という逆のカスタマイズも可能で、状況に応じて設定できます。

 

なんというギミック ❗

とてもユニーク。

 

まるで、アスペルガー気質を持った私への

メッセンジャーとしてやってきたかのように思えました。

私が冷蔵庫から受け取ったメッセージ、それは

臨機応変に、切り替える」

 ということでした。

 

この冷蔵庫を開発した方は、物の見方がとっても素敵。

柔軟な考え方ができる方なんだろうなあと思います。

 

下の引き出しって、どちらかは野菜室、

どちらかは冷凍室っていう既成概念があるじゃないですか。

しかし、開発した方は、この概念を打ち破ったわけです。

 

どっちも冷凍室にしたっていい。

どっちも野菜室にしたっていい。

そして状況に応じての、臨機応変な切り替え。

 

この発想、物の見方はどんな事にでも当てはまります。

「思い込み」は不要、ということですよね。

 

以前も書いたことがありますが、普段「思い込み」で

行動していることって、たくさんあると思います。

 

その「思い込み」が、自分の態度をかたくなにしたり、

他人からの声を聞く耳を持てないようにしたりしている。

 

結論を自分で最初から決めていて、

誰かにアドバイスを受けても、右から左へ聞き流しちゃう。

「へえ、そうですか。」とか「はい。」なんて

言ってはいるけど、耳に入っていない。

アスペルガー気質を持っている私は、この傾向が強いです。

 

勝手に一人で暴走し、

「私は出来ている。知っている。分かっている。これでいいのだ。正しいのだ。」

という考えは、傲慢。

傲慢さからは、自由な発想など生まれない。

そんな心持ちでは、何をやっても行き詰まる。

 

そんな時、周りの意見を聞き、柔軟に取り入れてみたら、

良い物が出来た。スイスイはかどった。

そんな経験を、私はこれまでにたくさんしてきました。

 

心をかたくなにして、

「私はこういうやり方で通してきたから、

今後も自分のやり方を変えません。」

と言い続けて生きていくのか。

 

心を柔らかくして、

「私はこう言うやり方をしてきたけど、

ちょっと違うやり方もやってみよう。」

と変化しながら生きていくのか。 

 

私は後者でありたいです。

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「昔の私はこうだったけど、今はこんなに変わったよ。」

と言えることが、少しずつ増えると嬉しいです。

 

変わって行くということは、色んな行動パターンを

たくさん経験し、出来ることが増えるということだからです。

 

新しくやって来た冷蔵庫のおかげで、こんな風に

自分を掘り下げる機会を作ることができました。

一緒に選んで決めた仲間にも、感謝です。

お読みいただき、有り難うございました。

 

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【お山】坂田麻季江 自分を見つけた話

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今日は。スタッフ坂田麻季江です。

最近、仲間とじっくり話しながら、自分を掘り下げて

いくことができた日があり、それがきっかけで

どんどん楽になってきています。

 

自分の得手、不得手もはっきり認識できました。

 

<分かったこと>

その1

私はHSPの気質を持っているので、人の感情の機微に敏感です。

感情の動きを察知できるが故に、相手に合わせすぎてしまい、

割り切った交渉が必要なビジネスの場面には向いていない、

ということが理解できました。

・・・仕事、できませんね。

 

その2

「人」ではなく、「こと」を見てしまっている。

私は「人と付き合う」ができていなかったのです。

「物事」としか付き合っていませんでした。

目の前の人の「行動」ばっかりを見て対処していたのです。

四六時中、相手をウォッチングして意識し続け、

「顔色をうかがう」ことをやっていたのでした。

・・・うざいですね。

 

その3

・整理整頓が苦手。

・物忘れが多い。

上記2つは、同じ要因から来ていました。

私はよく、もの忘れをします。

何かをしていても、他のことに意識が行くと

そっちをやり始めてしまい、最初にやっていたことを忘れ去ってしまう。

 

そしてこの「忘れる」という行動は、

実は、「行き詰まりからの逃避」から来ているということが判明しました。

 

何かをやっていて、途中で「あれ?うまくいかないな。」

とか「ちょっと、ここはやりにくいな・・・。」と

引っかかってしまったら、いったん置き、違うことをします。

そして、「これはまた日を変えてやろう。」

と思って、片付けます。 

でもこの「いったん置く」が、長期間になって、そのうち忘れてしまう。

 

「行き詰まりを見つけると、他に目が行く。そして忘れてしまう」。

この行動の奥にあったのは、

「忘れることで、行き詰まりがあったことから逃避しようとしていた。」

という深層心理だったのです。

 

整理整頓が苦手というのも、同じです。

触りたくない領域に来ると、思考が停止。動きも停止するという状態でした。

「行き詰まりからの逃避」です。

・・・逃げるのがうまいですね。 

 

その4

お金のやりくりが楽しかったことを思い出した。 

色々話していくうち、夫がまだ生きていて

結婚生活をしていたころは、お金のやりくりを

楽しんでやっていたのを思い出したのです。

やりくりを夫が褒めてくれたので、それも嬉しくてやっていました。

それが、夫の死により「ジ・エンド」となりました。

 

過去の記事にも書いたんですが、

夫を「失った」という意識が、全てを失った、

やっても何も残らなかった、という喪失感になってしまっていました。

お金のことを、「もう終わった。」にしてしまっていたのです。

・・・夫の存在、デカかったんですね。

(確かにデカかったです。出会ったころは体重100kgでした。) 

 

「夫の死」というものが、想像以上に自分の心に

影響を与えていたことも分かりました。

夫の死から7年経って、やっと向き合えた自分。

 

自分の得手・不得手な部分がはっきりしたので

生きやすくなったなあと思います。

こういうことも、今まで分からなかったので。

 

時間をかけて、私の「自分探し」に付き合ってくれた

大切な仲間に感謝です。

そして、深く気づけた自分にも感謝。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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【お山】「お山の作業日」の報告

今日は。スタッフ坂田麻季江です。

 

先日は、Sangoスタッフがお山に集合して作業する「お山の作業の日」でした。

普段は別々の拠点で生活している仲間が、この日は集合。

お山の環境整備、資材の片付けなど、少人数だと

手が回りきらないところを、人数を集めて行いました。

Family(や~にんじゅ)のお客様も加わり、合計11名で作業。

 

沼周辺の草刈り・剪定・ごみ拾いをする班、

ノボタンエリアに残された資材を撤去する班、

苗床で農具や資材を片付ける班、

食事作りの班に分かれて作業。

 

以前、テントを建てていた場所は、

台風の被害で曲がってしまった単管と、青いネットなどを撤去。

(以前の写真↓)

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撤去後。広場になりました。↓

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苗床にたくさん置いてあった木材も、使ってずいぶん減りました。

以前はこちら。↓

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整理後。↓

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木材が小さくまとまり、あいた場所に農具が置けました。

 

沼周辺の雑木林も草刈りや剪定、ごみ拾いをし、風通しがよくなりました。

実施前↓

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実施後↓

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見えなかった向こう側が見えるように。風が通ります。

少人数だと時間がかかることも、たくさんでやればあっという間。

「集合意識」というものが持つ、「場を変える力」を目の当たりにしました。

 

🌱ここから得た、私の気づきです。

 

今回の「お山の作業日」によって、

協力し合うという「意識の統合」、

そこから生まれる「集合意識」、

さらにそこから生まれる「全体意識」に気づかせてもらえました。

 

「個」の意識が集まると、「集合意識」になります。

この「集合意識」は、全体を変える力を持ちます。

 

「個」から「全体」へ、視点をシフトすること。

それが「全体意識」に広がっていきます。

 

固定観念や思い込みからも離れた意識です。

 

この「全体意識」の概念は、

私が今後、どういう人生を送りたいのか、

これから自分に何をさせたいのか、に繋がることでもありました。 

 

バタフライ効果」という言葉があるように、

一人の意識が、地球の意識に影響を与えるということが

多くの場で説かれています。

 

そうなのであれば、私が変わる必要があるのです。

 

私の意識・行動が、地球の意識に影響を与えるのだから。

 

「”協力してもらいながら、自分を助けて生きていく”

ということをします。」と先日、仲間に言いました。

そう言えた嬉しさを、行動に変えていけばよい。

 

作業日をきっかけに、こんな気づきを得ることができたのでした。

 

気づかせてくれる仲間に感謝、お山に感謝です。

 

「お山の作業日」は、今後も定期的に実施していく計画です。

お読みいただき有り難うございました。

 

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Sangoで何をしたかったのか

 

 

こんにちは。

ゆりです🌺

今日も長いです。

 

お気持ちゆるりとお読みいただけたら幸いです❣️

 

 

 

変化の時。

 

Sangoでは、必要な時、

 

「することよりもミーティング」

 

を行なっています。

何度も何度も話し合います。

 

最近は、メンバーの成長もあり、

お金についてもみんなで学ぶ時間を持ちました。

 

なんと、損益計算書貸借対照表経理の方々から学んだのです。

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私は、現在、Sangoファーム 中城を中心に活動させていただいており、

簡単な帳簿付けにも挑戦しています。

帳簿つけを始めたら、とても面白いのです♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

 

数字は結果。ということがわかってきました。

帳簿という数字に、多くのものが現れていることに気がつきました。

自分たちの癖・行動・感情がそこに見えるのです。

帳簿=数字は、自分たちそのものの現れでした。

 

そこから、

自分たちの学びがありました。

 

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「自分が何に向いていて、何に向いていないか?」について見つめた時、

 私の答えはまず、

 

【考えたことがない】

 

だったのです。!(◎_◎;)

 

できる・できない・したい・したくないでは自分を見つめてきたけれど、

何に向いているかは、自分のことを知りませんでした。

衝撃です❣️

 

ということは、“自分を活かしきれていなかった”ということに、

気がつけたのです♡

(今更・・お恥ずかしいですw)

 

自分を新しい視点から見つめ、

おばぁに導いていただいている学びの中で、

何度もなんども、何度も何度もなん度もなん度も・・

向き合ってきた問い。

 

『Sangoで何がしたいの?』

 

このことについてまた、考えさせていただけました。

 

 

 

まず私は、Sangoに来て、何がしたかったのか?

 

それは

サボりたかったです。

 

もう、お恥ずかし過ぎますが、

そうでした。

 

一番、言いたくなかったことです。

でも、「サボりたい」の中に何があるんだろう?と

自分に聴いてみました。

すると、

「がんばること」を辞めたかった

これでした。

何を「がんばっていたのか?」

1人で生きていかなければならないという頑張りでした。

 

その孤独感にずっと怯え、頑張り続けて来た結果が、

私は私を死に追いやろうとしていたんです。

とてもとても死にたい人でした。

苦しくて、悲しくて、怖かったです。

寂しかったです。

 

だから、“1人で・・・・”から逃げたかったのです😢

 

1人では、自分のことがわからず、 

自分の生かし方(活かし方)を見失っていました。

(死にたいくらいですからw)

それが悲しくて、苦しかった。

 

 

だから、変わりたかったんです。

 

自分をイキイキさせたかったのです❣️

 

これがSangoでしたかったことの一つだと、やっと気づくことができました。

 

 

もう一つ、私は、周りの人に、助けてを言いたかった。

「1人」では、何もできなかった。

自分自身にさえ、何かをしてあげられることが

わからなかったから。

 

だから、一緒に生きていく人たちと出会いたかったんです。

それがSangoでした。

 

 

Sangoで今、したいこと。

それは、誰に、何を言われても、

 

自分を楽しませる。

 

喜ばせる。

 

成長できるという可能性を自分に与え続ける。

 

学び続ける。

 

これがしたいです♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

 

もう、自分を自分の心の中で、殺したくないからです。。。!!

Sangoだからできているという実感があります。

 

それは、理念のもとに集まっている人たちだからです。

 

理念はみんなで作りました。

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理念は私の喜びそのものです。

 

自分が自分にさせたいことです。

言葉が難しいので(自分たちで作ったのですがw)、

毎日理念を読み上げる祈りの中で、自分と理念とを向き合い続けていっています。

 

理念の中にある『聖なるもの』とは、自分であり、命そのものであり、愛であるとも思っています。

 

全ての命に、愛を見続け、自分とはなんなのかを、

 

【こうでなければならない世界観】ではなく、

 

『本当はどうしたいのか?』

 

を自分に問い続けることで、

私を知ることができていきます。本音に気づいていくということです。

本音に気づくことができると、本当は嬉しいです。

そうなんですから。それが私なんです。

いい悪いではないのです。

 

本音を自分で受け止められて初めて、

自分を変化・進化させることができる。

これが私にとっての『霊的成長』であり、とても嬉しいことです❣️♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

『霊的成長』は更に、自分で自分の可能性を見出し続けようとすることができ、

自分を諦めなくていいことにも繋がっています。

私は、自分にもう、二度と、絶望と孤独に追いやることをしたくありません。

自分のために歩んでいこうと決めました。

私たちが活きることに欠くことのできない大切な『自然との調和を通じて』、

その道を歩んでいきます。

 

自分を救うことは、世界・宇宙を救うことにもつながると信じています。

(救わなくてもいいんですがw)

 

全ては一つ。私。だからです。

 

 

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ここまで自分を整理できたこと、

恥ずかしくて、いやらしい気持ちさえも出させていただけたことで

とてもホッとし、安心しました。私らしくまた、歩み始められます。

 

おばぁとの学びの日々に心から感謝です。

 

長くなりましたが、お読みいただき、本当にありがとうございます。

いつも応援してくださる皆様のおかげで、私たちの成長があります。

 

見守り続けてくださっている全ての命に心から感謝と愛を込めて。

 

 

PS. 

どこでも生きていく希望を見出せなかった私が、

生きることを楽しめるようになってきました。

私なんて死ねばいいんだ。。という気持ちは苦しかったです。

今は、こんな私でも生きてもいい。

そんな世界をSangoを通して、Sangoの理念に毎日向かいながら、

私を生きていっています。

 

世界に一つでもいい、こんな私でも生きていい場所、

助けてが伝え合える場所をここで作り続けていきます。

 

そんなSango。

どうぞ遊びにきてください🌱

 

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【お山】坂田麻季江 7年目の断捨離で得た気づき

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今日は。スタッフ坂田麻季江です。

 

最近、断捨離をしたときの気づきを綴ろうと思います。

 

これまでも断捨離はやっていたのですが、この時はちょっと違いました。

思い切って、

「なんとなく、心の奥では分かっていたけど、

あえて見ないようにしていた領域」

に手を付けたのです。

 

それは、夫がらみの持ち物でした。

 

私の夫は、7年前に亡くなっています。

 

夫の死後、遺品を整理してから沖縄へ引っ越し、新しい生活を始めました。
物を整理して来たつもりでしたが、どうしても手放せない物がありました。


まず洋服。

一部の洋服が、どうしても手放せなくて。

それは、夫が「これ可愛いね」と言った服、

夫が好きそうだなあと思って買った服です。


次に、ショップのカード。

夫が生きていた頃、2年半ほど沖縄県南部(那覇方面)に

住んでいたことがあります。

その当時に作った、南部にあるショップのカードを

ずっと大事に持っていたのです。

 

現在、私が住んでいるのは北部です。

南部(那覇方面)には、あまり行きません。

でも、時々行くこともあります。

この「時々行くこともある」に意識を置いて、

ずっと持ったままだったのです。

 

 夫の死後、そのお店には行っていません。 

7年以上も行ってないんだから、もう行かない

って思うんですが、手放せない。


那覇方面には「行くこともある」から、

そのお店にも「行くかも知れない」・・・。

 

その意識の奥にあるものに、気づきました。


まず、「夫と暮らしていた場所にまつわるモノを、

大切に取っておきたい」という深層心理があったのです。


さらに、しばらく経って、「場所じゃないんだ」

ということにも気づいたのです。

 

「夫と暮らしていた場所」にまつわるモノを取っておきたいではなく、

「夫と暮らしていたこと」にまつわるモノを取っておきたかったのです。


そこから、さらに、なぜ?を掘り下げてみました。

なぜ取っておきたいのか。


出た結論は、「心の拠り所を失う不安があったから」でした。

ショップカードに、私は夫の存在を重ね合わせていたのです。


「"夫"という心の拠り所を失うと、不安になる。」

という気持ちを、

「いつか行くこともあるから。」

にすり替えていただけでした。

 

服も同じ。

拠り所を失う不安から、もう着ないのに、手放せませんでした。

 

夫が亡くなった当初は、喪失感と虚無感でいっぱいでした。

「今後の人生を、一人で生きていかなくてはならない」

という、漠然とした不安もありました。

 

二人で交わした、「年老いて死ぬまで、ずっと一緒に生きよう。」

という約束が果たせなかったこと、

それが自分の中で、「置いていかれた」という

喪失感になっていたのにも気づきました。


しかし夫の死後、沖縄へ移住。

5年間、仲間と一緒に生活する中で、色んなことを経験しながら、

自立に向かうことができました。

何より、「安心」を得ることが出来ました。

 

夫が死んでから、私は一人で放っておかれたことなど

一度もありませんでした。

 

友人、知人。
家族、親類。
過去に仕事で知り合った人達。
一緒に生活している仲間。


色んな人からの声かけ、メール、電話、手紙、SNSでのやり取り。

それによって、日々、癒やしと励ましを得てきました。

周りに頼れるという、安心感を得ることが出来ました。

 

誰かに依存して生きるのではない。

自分を生かすのは自分。

 

それに気がつき、手放すことにしました。

「ありがとう。」と心の中で会話をしながら、すがっていたモノ達とお別れしました。 


夫との思い出も、言葉も、自分の中に生きています。

だから、影など追わなくても良い、ということを理解しました。


そして、そもそも彼は「影」などではないのです。

彼は光の存在であり、消えることなどないのです。

夫からは、たくさんの学びと、計り知れない大きさの愛をもらっていました。

失ったものより、得たものの方が大きかったのです。

 

夫の死後、7年も経ってから、やっと

「夫の影を追い求め、拠り所にしていた自分」

を見つめることができました。

 

「夫の死」を経験をした自分が、ここまで生きて

来られたのは、周囲の人に支えられてきたからこそであり、

生きる希望を見いだせたのも、仲間がいたからです。

7年かけて、「弱さ」を「強さ」に変えることができました。

 

私には、7年間にもわたる、こころの整理が

必要だったってことですね。

 

夫が生きていた頃の私は、夫と同一化することで

「夫婦一体」になろうとしていました。

 

私には、「夫をパートナーにしている自分」という意識がなく、

自己意識が欠けていたのです。

 

そんな私にとって、夫の死は、まさにアデンティティーの喪失でした。

 

自己を大きく失いました。


失ったら、また作れば良いんですよね。

新たな自分を。

 

基礎からぶっ壊れたんだ。

基礎から作ろう。

強く、大きな、割れない土台(基礎)を。

沖縄での生活で、そう思えるようになりました。

自分を支えてくれている仲間、周囲の存在に感謝です。

 

これからも日々、実験しながら、本当の自分を見つけていきます。

お読みいただき、有り難うございました。

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(お山に自生している琉球アサガオ

 

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虫たちが教えてくれたこと

満月の日🌕

 

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月の周りに大きな円の光が見えました

 

 

ゆりです🌌

今日は(?も?)長いですが、心ゆったりと、お読みいただけたら嬉しいです♡

 

月一度、Sangoでは全員でミーティングをしています。

 

Sangoファーム 中城を拠点に移して活動している私はこの時、お山にかえってきます⛰

 

お山にかえってきたら、

 

寝るところはテント⛺️

 

お山に移住して、約4年。

 

ずーーーーっとテント暮らしです(*´∀`)♪

 

【どこでも寝れる】

 

そんな自分づくりをしてきました✨

 

 

だが、しかし‼️一つ怖がっていることがある、

 

いや、二つだった。

 

笑 (*゚▽゚)ノ

 

ムカデと蚊

 

に刺されること。

 

 

ムカデについては理由がありまして。

 

 *ゆり、ムカデに刺されるの巻*

 

 

1年前くらい、寝ている間(夜中)に、

 

ビリビリっと足首と頭に電気が走ったように痛みを感じた。

 

最初は、いつものことかな。と思った。

 

というのも、夜中に霊的に感じる色んな波動によって、

 

体が痛くなることは良くあることなので、

 

こんな痛いこともあるんだーと思いながら、

 

痛いところに手を当てて、自分を治療していた。w(なかなか笑える)

 

治療しても、

 

これは結構肉的(肉体的・人間的)に痛いぞと、

 

意識が寝たり起きたりする中で理解して、

 

テントから本館へ移動した。(唯一のちゃんとしたコンクリートの家)

 

 

* ねぇねぇを起こす*

 

ちょうどトイレに起きてた、ねぇねぇNさんと、寝ていたRさんを起こし、

 

2人がかりで対応してもらった 。

 

 

頭(髪の毛)の中で刺されていたので、その場で髪の毛を剃り(笑)

 

ムカデに刺された時は、温めた方がいいので、

 

ドライヤーで熱を当てて、対処。

 

痛みが強かったので、

 

どこが本当に噛まれた箇所なのかわからず、

 

結局、髪を剃ったとこは、

 

実はハズレだったとあとで気づく 笑

 

足首と頭と、二箇所同時にやられ、

 

ねぇねぇ2人に対応してもらい、

 

私は、

 

小さい頃からこういうことが多くて、

 

キャンプに行っては、

 

蚊やブヨに良く刺されて、

 

めちゃくちゃ腫れる人だったことを思い出していった。

(歩けなくなるくらい足の甲が腫れ上がったり、

指が曲がらないくらい指がぱんぱんになったり)

 

そんな風になるのが怖いのと、

 

何故か自分だけにそんなことが起きることに、物凄く情けなく思っていたので、

 

大人になってもこんななのか😭というショックを受けていた。

(そういう時は初めは、笑ってごまかす私のクセ)

 

*私の気持ち、過去からの傷が今に* 

 

情けなくて、

 

迷惑かけたことが申し訳なさすぎて、

 

泣けないというより私は泣いちゃうから、

 

そんな自分も責めていたなぁと振り返る。

 

 

だから、

 

刺された同じ部屋で眠る日は、

 

寝つきが悪い。

 

びびってるからなんだなぁ‼️

 

怖がっているのに気がつきました。

 

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 *小さい頃からの宿敵、蚊*

 

 

話は長くなるが、

 

最近、手放す訓練をし始めて、変化があったことは、

 

蚊🐜

 

に対して✨

 

 

蚊は、怒っている人によっていく。

 

何かが滞っている部分をさしてくれる存在と

 

沖縄おばぁから学んでいる。

 

拠点にしているSangoファーム 中城は、

 

以前はそこかしこに大量の蚊がいらっしゃった。(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

土地の思い、

 

草木の思い、

 

そこに関わってきた人の思い、

 

そして、今関わっている人の感情。

 

さまざまな要因があって蚊も大量にいたことを、

 

敏感で波動を感じてきた私もそう理解している。

 

 

今は、祈りと喜びを通して、

 

どんどんと、場が軽くなり、明るくなり、

 

苦しくなくなって、楽しんでいる波動が増えてきている。

 

 

だから、蚊自体もものすごく減ってきた❗️

 

ちなみに知り合いの3,000坪のガーデンは、蚊がいない。

 

喜んでいるからだ。

 

私はこれを目指している。

 

実験中である(*゚▽゚)ノ

 

 

*蚊が怖い*

 

 

それでも、日によって刺されることもあるので、

 

怖がっていた私もいた。

 

 

刺されすぎてきたんだ。。。本当に。

 

そして、以前の私は、刺されたところをここぞとばかり、かいちゃうもんだから、

 

足なんかは、傷だらけだった。

 

 

おばぁからの学びとして、

 

刺された箇所にありがとうを送ってごらん😊とか、

 

痒い

 

ではなく

 

かゆみ

 

として見てあげることを学ばせていただき、時間をかけて訓練してきた!

 

 

*訓練の結果 第1段階*

 

その結果、

  

最近は噛まれても、

 

通り過ぎることを待てばすぐ治ること

(受け入れるということだね)

 

痒みも、腫れも引いていくことができるようになっている。

 

やったね✨^_^

 

さらには、

 

先日Sangoファーム 中城のファームステイに参加してくださったRさん。

 

裸足に半袖、半ズボンで、刺されるがまま刺され、

 

「蚊と仲良くなる!」

 

なんていいながら、自分を完全に解放し、

受け入れる姿があった。

 

そんな姿を目の当たりにし、

 

私も意識を変える❣️

 

と決めた。

 

*訓練と実験*

 

そうしたら、また更に蚊の量があきらかに減った。

 

 

意識の変化って本当にすごい。

 

自分が変われば、世界も変わる。

 

そんなことが起きるのだ。

 

刺されてもいい。

 

ここには蚊がいなくなっていく。

 

自分に集中する。

 

信頼するなどという気持ちに切り替えているだけで、

 

変化が訪れているのだ。

  

驚きだ。

 

 

*ムカデに戻る*

 

ムカデについては、

 

そこにいたことに気づけなかったことが怖かったことがわかった。

 

ビックリしたことが怖かった。

 

その場で「助けてー」と言えなかったことが怖かった。

 

 

そんなことしちゃいけないとおもっていた私だった。

 

 

それがわかったら、気持ちが落ち着いてきた。

 

私のテントの隣には紘彰さんが寝てるテントがある。

 

テントの個室それぞれに寝てるので、

 

邪魔しちゃいけないとか、

 

声かけちゃいけないとどこかで思っていたようだ。

 

 

それをしたらいい。

 

怖いって言ったらいい。

 

助けてって言ったらいい。

 

 

そう思えたら、わさわさしてた気持ちが落ち着いてきた。

 

 

それを言ったらいけないとずっと思い込んできたんだ。

 

 

それに気づかせてもらう、出来事だったんだ。

 

*ムカデが気づかせてくれたこと*

 

「助けて」って本当は言いたかった過去の幾度の経験を、

 

思い出せた。

 

あー、怖かったー‼️

嫌だと言えなかったんだー!

 

そうだとわかって、スッキリ✨

 

無視していた気持ちを虫さんが教えてくれる。

 

そんな経験の一つだったのです。

 

無視(=虫)にまつわる事は、私のこれまでの経験に良くあったことだ。

 

無視していることに気づきましょう

という私の魂からの表れでした。

 

一つずつ受け取っていきます💖

 

長くなりましたが、

お読みいただき、本当にありがとうございます😊

 

実験はまだまだ続きます。

 

この気づきに、日々の学びに心から感謝と愛を込めて。

 

🌺一般社団法人 Sango 

 

豊かな自然の中で、自分を成長させる霊的な学びを実験・実践するコミュニティです。

日々の生活を通じて、自分と向き合い、目の前の人を鑑(かがみ)として、互いに学びあい、新しい自分へと変化していく。

​「どんな自分でもいい」という安心の中で、自分を素直に表現し、共に成長しあえるコミュニティSango。

一緒に暮らしながら、魂に出会う学びを一緒に分かち合いませんか?

 

詳しくはこちらの公式HPにて、様々な滞在方法から選んでくださいね🌱

  

www.sangookinawa.org

 

 

【お山】夏の風景 2019 vol.2

今日は。スタッフ坂田麻季江です。

 

先日ご紹介した、草刈り職人Sさんによる、お山の小径。

(Sさんは、実はスタッフの清治さんです。)

 

あのあと、さらに増えました🌈。

小径のあるエリアが拡大中です。

 

下の画像は、苗床のある「グミエリア」。

真中に大きめの道があって、左右に小径ができています。 

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左の小径は、サガリバナにつながっています。

右の小径は、植樹した木や、林につながっています。

 

今朝は、まるごとSango参加者のMさんと一緒にお山を散策。

 

エリアごとに作られた小径を歩くと、そのエリアの隅から隅までを

見て回れるようになっていました。

 

草むらだと、隠れて見えないデコボコや、石などがあって

足元に気を遣う必要があるのですが、小径があると

それらを気にせず、安全に歩けます。

 

ここを歩けば、安心してゆっくりとお山を満喫できることを知り、

「安心できる」ということは、こんなにも優しいことだったんだなあと

実感した今朝でした。

Mさんからも好評でした。

ポタジェ畑の周りも、ぐるっと周回できるようになっていました。

畑の手入れもしやすいです。

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Sさんの小径作りに、日々感謝です。

 

スタッフ同士で、いつかお山内に遊歩道ができたらいいなあ、という

話を食事の時にしたりしています。

東屋を作りたい、ちょっと休めるスペースが欲しいから作ろう、

など、構想、妄想はたくさんあります。

 

日々、少しずつこうやってお伝えしていったら、

いつの間にか、その全部が形になっているかも知れませんね。

 

お山に来られたら、ぜひ小径を散策してみて下さい。

植樹した木には、名札を立てています。

珍しい木もあるので、もしかしたら初めての木に

出会われるかもしれません。☘

 

まるごとSangoへのご参加はこちら↓↓↓

www.sangookinawa.org