水やりをやめました。＠Sangoファーム中城
こんにちは。スタッフのヒロです。
植物のお世話として、
代表的なものの一つが水やりです。
植物にとって水は命の源。
なくてはならないもの。
したがって、
植物が枯れないように水やりすることは、
とても重要な作業のひとつといえます。
Sangoファーム中城でも、
去年の６月までは水やりを行なっていました。
しかしある時、
ふと疑問に思いました。
「水やりって本当にしないといけないのだろうか？」
畑には雑草と呼ばれている様々な草が生えています。
もちろん雑草たちには、お水やりをしません。
しかし雑草たちが枯れている姿は
見たことがありません。
天の恵みだけで彼らは生きているのです。
野菜も雑草と同じ植物。
野菜たちだって、
天の恵みだけで生きることができるはずじゃないか！
というわけで、
Sangoファーム中城では今年の７月以降、
畑での水やりを一切やめてみました。
こんなに乾いても、水はあげません。
植え付け用に黒ポットで育てている苗たちも、
極力水をあげないようにしました。
こちらはトマトの苗です。
水やりは天に委ね、
植物たちの力を信頼しました。
やるのは、
野菜たちが成長しやすいように、
草刈りなど最低限のお世話。
あとは、
毎日祈りを通じて、
植物に感謝を伝えていました。
少し話は逸れますが、
先日、「Water」という映画を
みんなで観ました。
そこで、
水を通じて作物に言葉・想いが伝わることや、
１万５千mも離れた人に対して思念が届くことが、
実験で紹介されていました。
祈りや感謝は、
離れた場所の植物にも届き、
彼らの成長を後押ししているのです。
閑話休題。
一切水やりせずに、半年が経ちました。
その結果はというと、、、
植物たちはとても元気に育っています！！
現在Sangoファーム中城には、
月に７、８日程度しか滞在していないのですが、
全く枯れる様子を見せていません。
お山で育てた苗を植え付けした
トマト村のトマトさんも実をつけ始めました。
（トマト村についてはこちら。）
水をやらないほうがむしろたくましく、
とても元気に育っているように感じます。
収穫した野菜たちも、
とっても元気です。
薬も使わず、肥料も施していません。
自然のままに、
自由にすくすくと育っています。
野菜たちは自分たちの力で、
成長していくことができるのだと、
教えてもらいました。
与えられているうちは、
与えてもらうものだけに頼ってしまう。
自分で生きると決めたからこそ、
自ら根を広げ、
太くたくましく成長していくのですね。
人間と一緒ですね。
目の前のものは全て自分の投影。
畑もまた、自分の心の写し鏡。
僕たちSangoの面々が、
誰かの助けを待つのではなく、
自分たちを信頼し、歩めている今だからこそ、
見せてもらえた姿だと感じます。
目の前の植物への信頼が、
自分への信頼へと繋がっていく。
畑はいつも、
様々な気づきを与えてくれます。
面白いです。
今は虫食いや鳥食いについて、
想いを馳せ、研究中。
またみなさんにお伝えできる日が楽しみです。
今日も植物さんと共に、
喜びを分かち合えたことに感謝です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
